あなたを支えたい【HS】part2

親友 ページ2

言葉がなかった。




ヒョンたちには恋人がいるって？




NJ「驚いた？もしかして怒ってる？」



HS「いや、別に怒る理由はないけど」



NJ「ホビはこんなに悩んでるのに、ヒョンたちだけずるい
　 って思わない？それに黙ってた俺にも腹立つだろ。」



HS「いや、別に。ヒョン二人は、ちゃんとしてるし。
　 驚いたけど、納得。お前が言えないのも仕方ないし」




NJ「でも相当驚いてるな」




HS「いや、だって、ユンギヒョンは、
　 A先生といい感じに見えたから」



NJ「それはないだろ。
　 ユンギヒョンは恋人を大切にしてる。」




HS「そうなのか‥‥」




驚いたけど、二人はそういうんじゃないとわかって、
内心ホッとしていた。




NJ「で、お前は、先生が好きなんだよな」




HS「え ハッキリ聞くんだな」




NJ「悪い。でも、もうじれったくて。」



HS「バレてた？」



NJ「親友だからな」





ナムジュンは、本当に頼れる男だ。












NJ「まだ伝えてないの？」





HS「言えないよ。簡単に手を出せる人じゃない。」




NJ「もう何かしら進んでるのかと思ってたよ」




HS「進んでるようで、進んでないよ。結局何も。」




NJ「そうか。まぁ、慎重になるよな。
　 俺たちは自分だけってわけにいかない。
　 周りのことも考えて、恋愛しないと。」




HS「そうだな。それが世界中の人に愛されてる代償かもな」




NJ「でもお前の正しいと思うようにすればいいよ。
　 俺は応援するから。」



　
HS「ありがとう。みんなに迷惑だけはかけないようにする」






ナムジュンに話して、本当によかった。



初めて口にした。



言葉にすると、実感する。







本当に、先生が好きなのだと。








胸につっかえてたものが、とれた気がする。





もう、自分の気持ちだけは認めよう。

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