怒り ページ32
HSside----
あれから、先生のことが心配で、一日に何度も顔を見に行ってしまうこともある。
それでも仕事で顔を出せない日もあって、
マネージャーに確認している。
そんな矢先、恐れていたことが起きてしまった。
事務所で、ダンスの練習をしている時だった。
Mg「誰か来てくれ！」
マネージャーの呼ぶ声に、嫌な予感しかしなかった。
慌てて階段まで駆けつけると、下の踊り場で一人の女性と、マネージャーが格闘している。
「離して！」
Mg「お前っ何したんだ!」
他のスタッフが手をつかんで、押さえつけた。
何事かと思って下へ進むと、踊り場のさらに下に、足が見えた。
その場に座り込んで俯いているA先生。
HS「っつ！」
スタッフの女性が背中をさすっている。
メンバー全員慌てて駆け寄った。
NJ「何があったんですか？」
Mg「この女が、先生のこと突き落とした」
JN「突き落としたって‥‥なに？どういうこと？」
Mg「お前だろ、先生に嫌がらせしてたの。
怪しいと思ってつけてたら、とうとうヤッたよ」
YG「嫌がらせしてたのかよ。なに、前からってこと？」
JK「なにそれ。聞いてないけど。」
「私だって、、、私だって頑張ってるのに！
なんであの女だけ、ちやほやされて、、、」
NJ「なるほど。そういうこと」
JM「お前っ何したかわかってんのかよ」
つかみかかるジミンを、ユンギが制した。
TH「ルアさん‥‥」
そうだ、この女、どこかで見たことあると思ったら、
テヒョンのスタイリストのアシスタントだ。
「私は、この人よりずっと前から、テヒョンさんのそばで一生懸命働いてきたのに。なのに、なのに、、、
テヒョンさんは、いつも先生先生って、
私のことなんて聞いてもくれなくて。好きだったのに」
TH「俺、ちゃんと答えたはずだよ。ルアさんのことそんなふうに見れないって。」
JK「だからなに。そんなの自分のことでしょ。
先生に当たるなんて違うだろ」
「先生ってのをいいことに、みんなに媚び売って、
色目使って、、、みなさん騙されてますよ」
HS「ふざけんな」
怒りが抑えられなかった。
NJ「やめろホビ」
HS「お前に何がわかる。お前なんかに、、、
この人がどれだけ、、どれだけ、、！！」
気付けば女の胸ぐらをつかんで、みんなに抑えられていた。
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ごまきち(プロフ) - 涼音1006さん» ありがとうございます☆ホビはきっとこんな人じゃないかなぁと勝手な妄想ですが^^;これからもお付き合いくだされば幸いです☆ (2022年10月21日 18時) (
レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
涼音1006(プロフ) - ごまきち様の描くホソクさんの「笑顔の裏の繊細さ」の描写がとてもリアルで、ページ更新ごとに深呼吸しながら読ませて頂きました😭💕ホソクさんとヒロインちゃん、頑張れー！！ㅎㅎ (2022年10月21日 13時) (レス) id: 12686616a5 (このIDを非表示/違反報告)
涼音1006(プロフ) - こんにちは😊「あなたを支えたい」続きが気になりすぎて、一気に読ませて頂きました💜ゆっくりと進む２人の関係が、とてもとても温かく素敵で😭✨実はホソクさんのお話を読ませて頂くのは初めてです。>> (2022年10月21日 13時) (レス) @page50 id: 12686616a5 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - まる。さん» ありがとうございます☺ほっこり、嬉しいお言葉です。今後もお付き合いくだされば幸せです (2022年10月19日 20時) (レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - Suzyさん» ありがとうございます☆更新が不定期ですが頑張ります (2022年10月19日 20時) (レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年10月13日 23時
