ミンさんの偽彼女【YG】その２

旅行 ページ22

眩しい太陽



照りつける日差し




季節は夏。




『きゃ〜海だ〜』




俺たちは、リゾート地へ旅行に来ている。


と言っても、会社の慰安旅行なんだけどな。





俺は今まで参加してこなかったけど、
Aが行くって言うなら、仕方ないだろう。




こういうのは苦手で、正直面倒くさい。





『ね、ユンギ あとで海入ろうよ♪』




、、、たまには悪くないけど。







基本的に自由行動なので、Aと同じように動く。




けどAは、後輩の女の子とも行動するらしい。





何でも、この子が、あいつのこと好きなんだと。



あいつ、Aに惚れてたイケメン。


キム・テヒョン







で、こうなったと。









TH「いい天気でよかったですよね〜」



YG「ああ」



TH「２日間よろしくお願いします」



YG「おー」

　

どうやら、ルアちゃんのために、四人で行動するらしい。






『お願いっ！どうしても協力してあげたいの』







Aに頭を下げられて、渋々了承したのはいいけど、

こいつ、Aのこと好きだったんだろ、

気まずいって。






TH「旅行なんて久々で、ワクワクするな〜」




YG「‥‥‥」




こいつは、気にしてないのか？


まっすぐな目で見るなよ。




TH「あ、僕に気を遣わず、二人は仲良くしてくださいね。」





気遣うに決まってんだろ。







『見て〜このお店いい感じ。ちょっと寄っていい？』




Aとルアちゃんは、仲良く買い物してるし。



『テヒョンくん、これ選んであげてよ』



TH「ルアちゃんはこっちかなぁ」



くっつけようって魂胆が見え見えだけど。




『ユンギはどう思う？』



YG「何が？」



『私にはどれが似合う？』




YG「どれでも」



『えーちゃんと見てる？』



YG「悪い見てなかった」



『もうー!』







TH「ハハハ仲良いですね」

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