ミンさんの偽彼女【YG】その２

弱る ページ15

次の日、私はテヒョンくんと話をした。











『やっぱり、ちゃんと返事をさせて』





TH「イヤです。」




『ごめんね。でもこんなのダメだから』




TH「好きでいるのもダメってこと？」




『気持ちは本当にありがたいけど、
　彼と別れることはないし、気持ちには応えられない。』




TH「俺じゃだめなの？」




『彼のこと、大事にしたいの。心配かけたくないし。』




TH「無愛想な彼氏なのに？」




『私にとっては最高の彼氏だよ』




TH「Aさんのこと好きでいさせてよ、俺は、、」



『ごめんね、仕事のことでなら、これからも助けるから』









これ以上はつらくて、私は仕事へ戻った。










その後何もなかったように仕事をしていたら、
突然の腹痛に襲われた。




多分生理痛。ひどいな、痛いな、なんて思っていたら
あっという間に痛みが酷くなって
仕事どころではなくなってしまった。





TH「Aさん？大丈夫？？」





『ごめん、テヒョンくん、、ちょっと、痛い、、かも』






お腹を抑えたまま、気を失うほどの激痛とともに、動けなくなってしまった。







TH「Aさん？どうすればいい？」





「ごめん、ちょっと休ませて」





そのままテヒョンくんにつかまりながら、なんとか会社の医務室のベッドまで辿り着いた。







TH「まだ痛い？」




『ん〜ごめんね。薬飲めばおさめるから。』





あまりの痛みと、仕事中に迷惑をかけたこと、
自分の不甲斐なさに、泣きたくなってくる。




TH「大丈夫？」




『うん。大丈夫だから』












YG「A？」




そこへやってきたのは、大好きな人。

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