ミンさんの偽彼女【YG】

夜の時間 ページ27

『おまたせーごめん待ったよね』





女のお風呂から出てきたAは、妙に色っぽい。



すっぴん、だよな。あんま変わんねーな。




もともと大きな目してんだな。




んで、その格好よ。





女子で打ち合わせて、浴衣で食事に行くことにいたらしい。




浴衣って。




髪も濡れてるし、なんでこんな色っぽいんだよ。







YG「おー部屋戻るか」






まともに見てられない。






『女風呂、大きくてさ、アメニティもいっぱいでね、、、』




楽しそうになんか話してるけど。




話しどころじゃねーわこっちは。











Aでかすぎだろ。










いや、普段から何となく気づいてはいたんだけど。



そういう目でみちゃいけないって思って見ないふりしてたけどさ、浴衣の胸元って、こんなだっけ。
はちきれそうじゃん。





はだけたら、ヤバいだろ。





いやいや、俺は何を考えてんだ。





『ねー、ユンギ聞いてる？』




YG「聞いてない。え？なに？」





『もーひどいんだから。何？どうかした？』






正面から見るな。




目のやり場に困るだろ。





YG「いや、何でもない。はやく行くぞ」





急いで部屋に戻って、みんなとの食事に行った。







食事の席はカップルで隣に座る感じで、リラックスしたホビやジミンは、彼女とすごくいちゃついてる。





JM「ユンギもひっついたら。塩だよね〜ほんと。」





からかわれたら、ますます意識しちまうだろ。





『ん〜おいしい 幸せ〜』





食べ始めたら、いつものAで、おかげで俺も楽しく食事ができた。





HS「じゃあ、みんな、素敵な夜を♪」



JM「ユンギ、がんばって☆」





キメ顔で去っていく二組。






YG「俺らも帰るか」







少しだけ飲んだからほろ酔いで、部屋へと帰った。





正直飲まなきゃ眠れない。




少しだけだから、理性はちゃんとある。





眠くなるまで話でもするかな。








疲れたのか、Aはすでに眠そうで。




YG「寝る？疲れたよな。」





『うん、眠い。けど。せっかくだから起きてたいような』




YG「無理しなくていいよ。眠かったら横になったら」





『じゃあ、ユンギも一緒に』




YG「ん？？」





『一緒に寝ようよ』




それは、どういう意味で言ってんの。

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