宅配便のお兄さん【JM】

作戦その2 ページ25

今日は、まだ少し早いけど半袖の制服になって仕事してる。



Aちゃんに意識してもらう作戦は継続中。





荷物を持っていったとき、見てくれるかなって。





JM「こんにちは〜」



「ご苦労さまです」



JM「今日もおつかれさま」



俺にできる最高のスマイルで挨拶してみた。



ちょっと動揺してたけど、
すぐに仕事モードの顔で対応された。



「おつかれさま」










サインをもらうときに、わざと腕をちょっと出してみた。



あれ、そっけない感じじゃん。








JM「腕、見なくていいの？」




「/////からかわないでくださいっ」




JM「ごめんごめん笑」






恥ずかしそうに笑うAちゃんは、きっと俺のこと
少しは意識してくれてるよね。










配達に行くたびに、ちょっとプライベートなことも話しかけたり、からかってみたりしている。







帰り際には、いつも振り返って、手を振ってから帰る。


笑いかけると、一瞬照れた顔して手を振り返してくれる。

















明日はまた家でご飯をごちそうになる約束。








このまま押せば、俺のこと好きになってくれる？



気持ち伝えたら、彼女になってくれる？



Aちゃん。俺のこと好きになって。

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