初恋 ページ5
初恋だった。
同い年というのもあって、俺たちは仲が良かった。
「ナムジュン♪」
いつも無邪気な笑顔で話しかけてきた彼女。
一緒に勉強したり、読書したり、たくさんの話をしてた。
いつからだろう。気づくとAが家に来るのを楽しみにしてる自分がいた。
同じ小学校の女の子に対する感情とは、全然違った。
いつも朗らかで、優しくて、可憐で。
うちのお手伝いさんたちにも、とても礼儀正しくて、誰にでも公平な態度で接していた。
Aほど、きれいな心をもった人を、俺は知らない。
そう思っていた。
中学へ入る頃には自分の気持ちが恋なのだと自覚していた。
当然伝えることも、何か行動することも、なかったけど。
Aは、ジンヒョンのことを好きなような気がしていた。
二人は仲が良くて、
よくAが甘えているところを見た。
ジンヒョンはあの顔だし、優しいし、面倒見が良い。
Aのことも、よく頭を撫でて可愛がっていた。
ジンヒョンだけには、見たこともない表情を見せてるように思えて、胸が痛かった。
それでも俺は、彼女のことがずっと好きで、大切だと思っていた。
だから許嫁の話もずっと頭にあったし、この10年、女性とお付き合いもしたが、結婚まで真剣に考えたことはなかった。
久しぶりに会って、やっぱりそのままの雰囲気の彼女に、
完全に気持ちが蘇ってきた。
彼女と結婚するのは、俺がいい。
他の二人にこれだけは譲りたくない。
そんなことを思っていた。
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ごまきち(プロフ) - kumitake84さん» ありがとうございます☺自分の好きなナムさんを勝手に綴っているので、共感していただけたら光栄です。嬉しいです☆ (2022年8月9日 22時) (
レス) id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
kumitake84(プロフ) - お疲れ様でしたー。毎日更新を楽しみにしておりました。真面目なナムさんが頭に浮かんで、うんうん、そんな感じする！って思いながら読んでました。次回作も楽しみにしております！頑張ってくださいねー。 (2022年8月9日 22時) (レス) @page39 id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - sumikoさん» ありがとうございますそうなんですよね笑。最終話では破壊神らしさも少し入れてみました(^^) (2022年8月9日 22時) (レス) @page38 id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - リアルに考えると、ナムさんが家事すると、用事が増えそうで、考えるだけで、面白いですよね。(;'∀') (2022年8月9日 21時) (レス) @page37 id: fdb03919c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年8月3日 11時
