本心 ページ32
Aが出ていってから、呆然と立ち尽くしていた。
怒ってたよな？
気持ちがないなら断ってくれればよかったって。
なんの誤解をしてるんだろう。
俺が望んで婚約したはずなのに。
あれか、俺と婚約したことがやっぱり嫌だったのか。
ジンヒョンに久しぶりに会ったから、気持ちが揺らいだか。
わからない。
何にしろ、話さなくてはいけないだろ。
Aの寝室の前で、意を決してノックをする。
NJ「A ごめん。話せないかな」
「、、、」
少しだけ時間があいて、扉を開けてくれた。
NJ「入っていい？」
「どうぞ、、、」
Aの目は少し赤く腫れていて、泣いたのがわかった。
NJ「ごめん、泣かせてるんだよな。」
「ごめんなさい。私が悪いの。勝手に怒って泣いてるだけ」
NJ「なんで結婚するのって聞いたよね」
「うん、、、ごめん。そんなこと聞いても仕方ないのに。
私達は子どもの頃から許嫁だって言われてきたしね」
NJ「許嫁、な。確かに、親が決めた結婚かもしれないけど」
「でも私は、自分の意志で結婚するつもりだった。ナムジュンがいいって言ったのは私だから」
NJ「ごめん、でも、ジンヒョンのことは、よかったの？」
「オッパ？」
NJ「ジンヒョンは、うちを継ぐためにお見合いをしたんだろ。だから、Aは身を引いたんだろ
わかってたけど、それでも、俺はAのことが、、
いつか俺のことを見てくれるようにって-----」
「違う」
NJ「違う？」
「何それ。私がジンオッパが好きだけど仕方なくナムジュンと婚約したってこと？」
NJ「ごめん。でもそうじゃないのか。正直に言っていいよ」
「全然違うんだけど」
NJ「何が？」
「まず、ジンオッパのことは好きだけど、恋愛の好きじゃない。お兄ちゃんとしての好きだよ」
NJ「でも、昔は好きだっだよな」
「いいえ。一度も恋愛感情はありません」
NJ「え？違うの？じゃあ、なんだ？え？」
「私は、ジンオッパとか誰とか関係なく、自分のそのままの気持ちで、ナムジュンと結婚したかったの。おじさんにもそう伝えたよ。」
NJ「父さんに？」
「そう。ナムジュンが好きだからって」
NJ「？！」
「私は、ナムジュンのことが好きなの。昔からずっと」
NJ「え？ジンヒョンじゃなくて？」
「そうだってば」
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ごまきち(プロフ) - kumitake84さん» ありがとうございます☺自分の好きなナムさんを勝手に綴っているので、共感していただけたら光栄です。嬉しいです☆ (2022年8月9日 22時) (
レス) id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
kumitake84(プロフ) - お疲れ様でしたー。毎日更新を楽しみにしておりました。真面目なナムさんが頭に浮かんで、うんうん、そんな感じする！って思いながら読んでました。次回作も楽しみにしております！頑張ってくださいねー。 (2022年8月9日 22時) (レス) @page39 id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - sumikoさん» ありがとうございますそうなんですよね笑。最終話では破壊神らしさも少し入れてみました(^^) (2022年8月9日 22時) (レス) @page38 id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - リアルに考えると、ナムさんが家事すると、用事が増えそうで、考えるだけで、面白いですよね。(;'∀') (2022年8月9日 21時) (レス) @page37 id: fdb03919c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年8月3日 11時
