居眠り ページ27
ナムジュンと暮らし始めて数日。
仕事で遅くまで帰ってこない日もあるけど、家で少しでも休んでほしくて、できるだけご飯は作るようにしている。
あまりに遅くなる日は、ご飯もいらないと言われている。
今日は少し遅くなるけどご飯は一緒に食べられると聞いていたので、待っているのだけど。
なかなか帰ってこない。
わたしは、ソファで寝転ぶと、うとうとしてしまった。
ふと気付くと、ナムジュンが帰ってきてた。
私の顔の前に顔がある。
「、、、あっ、、、ナムジュン、、、」
寝顔を見られていたみたい。
NJ「ただいま。遅くなってごめん」
「ううん。おつかれさま。私、寝ちゃってたね」
NJ「Aも疲れてるだろ。ゆっくり休んで」
頭を撫でられた。
私は嬉しくて、せつなくて、その手を掴んでしまった。
NJ「どうした？」
「ううん。もう少し、このまましてて。ダメ？」
NJ「いや、いいよ」
そう言うとナムジュンは、私の頭を優しく撫でながら、
ソファに寝転ぶ私の横に座った。
身体をナムジュンに寄せて、甘えてしまう。
NJ「今日は、どうしたの？何かあった？」
「ううん。別に何も。本当はいつもこうしていたい。」
NJ「、、、そうか」
「ナムジュンは、スキンシップとかしたくない？」
NJ「いや。そういうわけじゃないけど」
「わたしは、ひっついてたいなって思う」
NJ「、、、、」
「ダメかな、、、」
何も言わないナムジュンに、不安になってしまって、
目をそらした。
すると、ふ〜とため息をついたかと思ったら、
NJ「Aそんなことないよ」
私の上に覆いかぶさるみたいにして、抱きしめられた。
ドキドキが伝わってしまいそう。
すごく幸せな気持ちになる。
「ありがとう。すごく落ち着く。」
目を閉じて、胸板の大きさと温かさに浸ってしまう。
前髪を手で少しかきあげて、おでこにキスをくれた。
NJ「、、、」
「////」
その時、タイマーがなる音が聞こえた。
NJ「あっ、ご飯を温めてたんだった。早く食べなきゃな。」
くっついてた身体を離すのは少しだけさみしかったけど、
今の温もりで、私の心は満タンにチャージされた。
「うん。準備するね」
少しだけ、距離が縮まったかもしれない。
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ごまきち(プロフ) - kumitake84さん» ありがとうございます☺自分の好きなナムさんを勝手に綴っているので、共感していただけたら光栄です。嬉しいです☆ (2022年8月9日 22時) (
レス) id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
kumitake84(プロフ) - お疲れ様でしたー。毎日更新を楽しみにしておりました。真面目なナムさんが頭に浮かんで、うんうん、そんな感じする！って思いながら読んでました。次回作も楽しみにしております！頑張ってくださいねー。 (2022年8月9日 22時) (レス) @page39 id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - sumikoさん» ありがとうございますそうなんですよね笑。最終話では破壊神らしさも少し入れてみました(^^) (2022年8月9日 22時) (レス) @page38 id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - リアルに考えると、ナムさんが家事すると、用事が増えそうで、考えるだけで、面白いですよね。(;'∀') (2022年8月9日 21時) (レス) @page37 id: fdb03919c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年8月3日 11時
