決断 ページ16
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３人ともと、何度かのデートをさせてもらった。
みんな優しくて、とても楽しい時間だった。
でも、みんな優しくて素敵だからこそ、こんなことやっぱり良くないことだと思う。
そして、気持ちが抑えられなくなる前に、きちんとしなくてはと思うようになった。
お父さんたちもいる食事会の日に、私は話をすることにした。
食後のコーヒータイムに、改まって話をした。
「すみません、結婚の話なんですが」
父「誰か決まったかな？デートを何度かしたらしいね」
「そうなんですが、やっぱり、私には決められません」
父「みんなダメだったかな？」
「違います。みなさん素敵だからこそ、申し訳ないんです」
父「というと、、、？」
「私と結婚するということは、うちの会社を継いでいただくんですよね。そんな人生の大きな選択を、私の気持ちなんかでは決めてはいけないと思います。
本来、３人ともそちらの会社で働くべき方で、皆さん後継者です。そちらが優先されるべきです。」
父「なるほど。よく考えてくれたんだね。」
「こんなに有り難い話はないとわかってますが、やっぱり選ぶという前提でみなさんとお会いするのは、失礼です。」
父「わかった。あなたの言うことも最もだ。悩ませて悪かったね。ちなみに、お前たちはどう思う？」
JN「僕は、誰が継いでもいいと思ってるけど、確かにAさんの会社を継ぐとなれば、それ相応の覚悟は必要だよね。一生のことだし。」
TH「俺はどっちでもいいよ。でも、Aが悩んで苦しむのは嫌だから、ちゃんと話して決めたいかな」
NJ「、、、確かにAが選ぶには責任を押し付け過ぎだったと思う。悪かったよ。
みんなの気持ちや、会社のことを考えて、よく相談して決めるべきかと思う」
父「わかった。確かにそうだな。じゃあ、それぞれと今後のことを話させてくれ。みんなの本音も聞いて、よく考えて決めよう」
「ありがとうございます」
JN「A悩ませてごめんね」
ジンオッパが、頭をポンとしてくれた。
何だか、これまで悩んできたものが一気に押し寄せて、
泣いてしまった。
オッパはすぐに気づいて、部屋から連れ出してくれた。
部屋の外へ出たところで、そっと抱きしめられた。
JN「一緒に考えようね。大丈夫だよ。」
わたしは、どごまでもオッパに頼ってしまう。
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ごまきち(プロフ) - kumitake84さん» ありがとうございます☺自分の好きなナムさんを勝手に綴っているので、共感していただけたら光栄です。嬉しいです☆ (2022年8月9日 22時) (
レス) id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
kumitake84(プロフ) - お疲れ様でしたー。毎日更新を楽しみにしておりました。真面目なナムさんが頭に浮かんで、うんうん、そんな感じする！って思いながら読んでました。次回作も楽しみにしております！頑張ってくださいねー。 (2022年8月9日 22時) (レス) @page39 id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - sumikoさん» ありがとうございますそうなんですよね笑。最終話では破壊神らしさも少し入れてみました(^^) (2022年8月9日 22時) (レス) @page38 id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - リアルに考えると、ナムさんが家事すると、用事が増えそうで、考えるだけで、面白いですよね。(;'∀') (2022年8月9日 21時) (レス) @page37 id: fdb03919c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年8月3日 11時
