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「な…に、」
こ、これは…どういう状況…!?
「襲っていいって言ったよね、」
「言ったけど…。」
言ったよ?俺はマジな感じで言ったよ?
やまだも俺のこと好きってことでいいのこれ?
「本気…?」
「………嘘だよ、本気だとしても楽屋ではしない。」
……なんだよ。
期待した俺がばかみたいじゃん!!
そうだよ、やまだが俺のこと好きなわけないのに…。
「そんなに怒らなくてもいいじゃん。」
「うるさい、やまだのばか」
やまだの指が俺のほっぺをつつく。
俺、今絶対 顔赤いよ…
「だって、やまだならいいと思ったんだもん」
「…ったく、そんなこと言わないの」
本当なのに。
やまだが好きなのに。やまだになら抱かれてもいいもん。
「どしたの?」
どしたの、じゃないよ。なんで気づかないのかな。
こんなにアピールしてるのになぁ。
やまだが目をそらした。なんで目をそらすの。
「ばか、」
この鈍感野郎っ、早く気付け!!
楽屋に入ってきた大ちゃんに愚痴ろう。
俺の片想いはいつ実るのかな、なんて思いながら。
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作者名:名無しの腐女子たち x他7人 | 作成日時:2017年3月16日 21時