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side K.I







「ねぇ、脱いだら?それ。」


「んぇー、めんどくせぇ。」




やまだが少しでも見てくれたらいいな、って思って着てるんだもん。


猫耳としっぽ付けて、可愛いって思ってほしい。




でもやまだはちっとも俺を見てくれない。


楽屋に二人だってのに、わざと見ないようにしてるみたい。


そんなに興味ないのかな、これ。





「伊野尾ちゃん…大丈夫?襲われるよ?」


「やまだにだったら襲われてもいいよー、」





やまだだったらいいかな、うん。っていうか、やまだじゃなきゃ嫌だ。







「伊野尾ちゃん、その椅子固くない?ソファー座ろうよ。」


「ん?いいよ?」





…いきなりなんだ。


でも、やまだと隣に座れるなら、喜んで座るけど。






「伊野尾ちゃんさぁ、もっと警戒したら?」


「…え?」





警戒?なに、いきなり狼になるよー、みたいな?



そんなことを考えていたら、やまだが俺をソファーに押し倒してきた。

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作者名:名無しの腐女子たち x他7人 | 作成日時:2017年3月16日 21時

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