検索窓
今日:3 hit、昨日:34 hit、合計:345,965 hit

僕もう知らない! ページ12

Chinen:side


『おれね、山田が好きなんだ。でもね、この気持ちを伝えようとは思わない。』


そう、前に2人でご飯を食べに行ったときいのちゃんが言っていた。


僕は、何で?って聞いたんだ。そしたらいのちゃんが


『山田は優しいから……おれに気を使って一緒にいてくれるかもしれないから』


そう言ったいのちゃんの笑顔がすごく綺麗で、でも今にも消えそうなくらい儚くて今にも……僕は思わず『両想いかも知れないのに?』って言ったんだ。


『そうだとしても、おれは言わないよ。』


『っ、何で?』


『だって、男同士って、いろんな障害があるからね。ばれたら何言われるかわかんないし、山田が傷ついてるところ見たくないもん。それに、いつかは子供が欲しいって思うかもしれない。俺にはそれができないからさ、』


『でも、気持ち伝えた方が楽じゃない?』


『いいの、おれ、元々は大ちゃんが好きだったんだ。でも大ちゃん、彼女いるでしょ?すごいショックで気持ちも伝えられないまま失恋して……でも誰かに相談することなんて出来ないから、ばれないように笑って隠してたんだ。』


『そうだったんだ……』


『うん、でも山田ってすごく人のこと見てるでしょ?それでね、ある日聞かれたんだ。』

2→←作者より



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (136 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
490人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , やまいの
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名無しの腐女子たち x他7人 | 作成日時:2017年3月16日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。