ちかくて、とおい。 (ymin)

5.▽ ページ6

side.kei




「けいー、涼介来たよー！」


「はーい」




宏兄に呼ばれて、ゆっくりと階段を下りる。

待たせてるのに急がないの?っていうツッコミはなしで。笑


涼介は俺の幼なじみで、俺の数少ない友達の中の一人。

涼介はどう思っているかわからないけど、俺は涼介のことが一番大切な友達。




俺の周りの人はなぜかイケメンが多いんだけど、その中でも涼介はダントツにかっこいい。

隣を歩いていると、なんか申し訳なくなっちゃう。こんなださいやつが一緒にいていいのかな....って。

宏兄はイケメンなのにね....。俺と同じ遺伝子とは思えないよ。笑







「りょーすけ、おはよー」




玄関のドアを開けて挨拶すると、涼介が「おはよ！」って言ってくれた。キラキラの笑顔付きで。

しかも、さりげなく俺の寝癖を直してくれている。




こんなに優しいから、更に不安になる。




一度だけ聞いたことがある。

「俺なんかと一緒にいて、嫌じゃないの?」って。


そしたら、「俺が慧といたいから、一緒にいるの。嫌な訳ないじゃん！」って言ってくれた。

その言葉がすごく嬉しくて、安心して....思わず泣きそうになっちゃった。笑



それから、俺は涼介の言葉を信じて、あんまりそういうこととを考えないようにした。






涼介は俺にとって大切な友達で、尊敬する人。




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作者です。


一ヶ月以上も更新せず、すみませんでした。

作者は今年受験生となり、今までよりも時間がないです。泣

なので、これからも超・スローペースの更新になると思います。


ですが、完結はさせようと思っているので、もしよかったらこれからもお付き合いしてもらえれば....と思います。ヽ(=´▽`=)ﾉ

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