ym ページ11
慧｢いい加減泣き止んで？目、腫れちゃう｣
嫌われていないことに安心してつい、抱き締めてしまった。
こんなにいのおちゃんに優しいトーンで話しかけられたのは初めてかもしれない。
好きって言われて嬉しくて、俺の方が目を合わせれなくなってしまった。
なのに、心配そうに俺の顔を覗き込んでくる。
初めてこんな近くで見たいのおちゃんの顔。
唇綺麗だな…キスしたら柔らかそう。
吸い寄せられるように俺は、いのおちゃんの唇にキスをしてしまった。
やべっ、今度こそ本気で嫌われる、そう思った頃にはもう遅い。
ぷるぷると怒りを堪えたいのおちゃんが…
そう思って目の前を見ると、顔を真っ赤にして放心状態のいのおちゃん。
涼介｢あ…ごめん、えっと……｣
言い訳ができない。本能だった。
俺はずっといのおちゃんが好きで、でも諦めるつもりで…
そう、諦めるつもりだった。
だけどあまりにもいのおちゃんが可愛すぎた。
慧｢山田は…ノリでキスする系？｣
控えめに聞いてきたいのおちゃん。
は？そんな訳ないじゃん、いのおちゃんだからだよ。
今度はいのおちゃんが勘違いしちゃってる。
キスしちゃったし、このままいっても気まずいだけ。
もういいや、どうせ諦めるつもりだったんだ。
涼介｢俺、いのおちゃんのことが好きだったの。
だからいのおちゃんが目合わせてくれないの悲しかったし、辛かった。
ごめんね、キモいよね、忘れて？｣
もうこれ以上伊野尾ちゃの前で泣きたくない。
弱いところを見られたくない、そんな思いで立ち上がった。
…つもりなのに片手をって引っ張るいのおちゃん。
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ねいぴ(プロフ) - ゆずさん» ですよね、好きな方少ないので嬉しいです！ (2019年12月30日 15時) (
レス) id: b771bd26d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 「いのやま」最高ですよね！私も好きです！ (2019年12月29日 15時) (レス) id: 8ee8f7c93c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねいぴ | 作成日時：2019年12月26日 16時
