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第四話 ページ5

Kei side



そんなこんなで推しに手を引かれながら
とある空き教室で待機していたメイクさんの
元へ連れていかれた

山「○○さん!この子お願いしてもいいですか?」

「生徒さんかな?はーいわかりました!
10分程度で終わらせまーす」

山「んじゃお願いしまーす!」

伊「伊野尾です。お、お願いします」

「はい伊野尾さんお願いします!」

メイクさんは女性の方で俺なんかにも気軽に
話しかけてくださる優しい方だった

〜10分後〜

「じゃあ終わりです!
伊野尾さんお肌めっちゃ綺麗だし、お顔も
とっても美人なのであんまりメイクはせずに
髪型だけいじらせてもらいました!」

鏡を見ると、自分でも少し照れてしまう
くらいにはいい感じにしていただけた

伊「ありがとうございます!」

山「お、伊野尾くんめっちゃいいね!
それじゃあ撮影の続き行こー!」

伊「は、はい!」

人が多い所へ戻るとあちこちから

「え、あんなやつうちの学校いたか?」
「さっき連れられたのって陰キャの...あいつ?」
「何あれ美男美女かよ」

などなどさっきとは打って変わってみんな
(いい意味で?)噂をしだした

有「い、いい伊野ちゃん!?どしたの!
めっちゃ可愛いじゃん!!」

少し遠くにいた大ちゃんが猛スピードで
飛んできた

伊「う、うんなんかしてもらっちゃった」

有「うちの伊野ちゃんをこんなに可愛く!!
ありがとうございます!」

大ちゃんは隣にいる山田くんにすっごく
感謝してるみたい

有「ところで伊野ちゃんはずっと手繋いでるの?」

大ちゃんに言われてハッとした

そうだ、俺今推しと手を繋いで...

伊「ご、ごごめんなさい!!」

俺は緊張のあまりバッと手を離してしまった

山「いやいやこっちこそごめんね?
手なんか繋いじゃって」

伊「い、いえこちらこそなんかホントすいません」

有「伊野ちゃんはこんなにセットしてもらった
わけだしやっぱりテレビ映るの?」

山「そう、伊野尾くんには学校の案内を
お願いしようと思ってるんだ」

有「よかったじゃん!頑張ってね!!」

伊「うん、頑張るわ...」

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作者名:湯たんぽ | 作成日時:2021年12月2日 23時

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