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居場所なんて、最初からあの家になかったんだ
おかしいと思ってた
父親の死後、あからさまに態度が変わったこと
私なんてまるでいないかのように
愛なんてものは感じられなくて
冷たくて、痛くて
そんな視線を何度も向けられた
お父さんが亡くなったショックで、変わってしまったなんて私の思い込みで
本当は初めから愛なんて存在しなかったんだ
全てに納得がいったのに、
私の心の霧は晴れないままだ
悲しみ、絶望、孤独、、、
誰もいない暗闇の世界にただ1人立っている
そんな気分だった
行くあてもなく夜の街を彷徨い続けていると
ピチャピチャと雨が降る音
そういえば、夜から雨って予報だったけ?
傘持ってないなぁと真っ暗な夜空を見上げた
このまま消えてなくなりたい
辛いよ、、、
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2020年8月29日 0時