今日:9 hit、昨日:27 hit、合計:39,821 hit
小｜中｜大
11 ページ11
私が思わず声を漏らしてしまったからか
風磨「、、、ん？」
とうっすら目を開けて、私と視線がぶつかる
別に驚くそぶりも見せず
風磨「なんだ、Aか、、、おはよう。」
と寝起きの低い掠れた声で言った
「なんで、菊池先生、、、
具合悪いんですか？」
風磨「そう、朝から熱あってさ、、、
でも授業休めねぇし」
と言う菊池先生
「そうだったんですか、間違えてカーテン開けちゃってごめんなさい。お大事に」
せっかく休んでるところを邪魔してしまった申し訳なさで、すぐにその場から去ろうとすると
風磨「なーんてな笑
だたのサボり、眠かっただけ」
と具合の悪そうな表情から一転してニカっと悪戯っぽく笑った
「え、サボり?教師がそんなことしてていいの？」
風磨「教師もいろいろ大変なの。
あ、でも俺がサボってること秘密な。」
保健室でサボってる先生なんて聞いたことないわ
って思ったけど、突っ込まないでおいた
そんな風に菊池先生と話してると聞こえてくる誰かの足音
風磨「やべ、誰か来た！A、隠れろ！
2人でこんなところいたら怪しまれる」
「でも、、、」
そんなに急かされても隠れる場所なんてないし、あたふたしていると
そのまま菊池先生に腕を引っ張られた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫陽花
| 作成日時：2020年8月29日 0時
