_ 目覚め _ nn.sr. ページ5
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nnumside
nn「…っ…。」
深い眠りから覚めるとそこには、ふかふかなベッドに豪華なシャンデリア。沢山の華が生けてある花瓶に大きな本棚。そして1番最初に目に入った大きなテレビ。ここは正しく豪邸と言えるだろう。
…ただここに僕は自分の足で来た覚えはない。
__どうして僕はここにいるんだ。
sr「んぅっ…。」
nn「紀野ちゃん…?」
僕のすぐ隣には紀野ちゃんが。…どうして?
sr「…え、なんでここにいるの!?」
nn「それは僕も聞きたい…!」
お互い頭にはてなを浮かべているとそっと紀野ちゃんが手を伸ばしてきた。
sr「耳が生えてる…っ。七海くんはダックスだね。」
nn「…あれ…なんで…?ち、ちょっと紀野ちゃん触らないで!…っ、くすぐった、笑」
そういえばこの前候補生4人で岡本さんの家に遊びに行ったときに耳と尻尾出した状態で遊んだな。同じ境遇だからかすごい楽しかった。
僕と紀野ちゃんは垂れ耳コンビ
砂川さんと岡本さんは猫科コンビ
なんて言ってたっけ。
紀野ちゃんは耳と尻尾どちらも弱くて岡本さんに遊ばれてたな。
nn「っわぁ!」
sr「よそ見してたから。笑」
nn「…この前4人で遊んだことを思い出して。」
sr「あー!楽しかったよね。まさか本当に4人とも異種族とは思ってなかったから。」
nn「ほんとそう、普段皆隠してるから知ったときは凄い驚いたな。」
そう言ってお返しと言わんばかりに僕は紀野ちゃんのうさ耳を触る。
sr「ひゃあ!ちょっと…!!」
nn「凄く毛並みが綺麗でふわふわだ、」
sr「アメファジはそういう種類なの!あーもう!とんだ返り討ち食らった気がする。」
なんて雑談をしていると、テレビが点いた。
?「七海くん、紀野ちゃん、おはよう。早速だけどこの部屋から出たいよね?そこの本棚の中に1つだけ目立つ本があるでしょ?その中に最初の謎解きが入っているから。それじゃ!」
テレビが再び真っ黒になった。
sr「謎解きすれば出れるのかな…。」
nn「…多分。1つだけ目立つ本…ああ、これか。」
sr「…ねえ、なんで今さっきの人は私達の名前を知ってたのかな。」
nn「一応テレビに出ている身ではあるから名前くらい知ってると思うよ?」
sr「そうだけど…私達多分今さっきの人知ってる気がする。」
紀野ちゃんは何かが引っかかっているようだった。
本をペラペラめくると最初の謎解きを発見。
あるもの ないもの
車 電車
ドア 襖
館 屋敷
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凛香 - (⌒∇⌒) (2020年3月23日 11時) (レス) id: 8793b9ec28 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 凛香さん» 凛香さんーこちらの作品も見に来てくださってありがとうございます!!頑張らせていただきます…( ;∀;) (2020年3月23日 11時) (レス) id: a041807c19 (このIDを非表示/違反報告)
凛香 - Yummyさんとmerさんのコラボ!よく読む作者ぁのお2人様なので、楽しみです。。お二人とも頑張ってくださいね! (2020年3月23日 10時) (レス) id: 8793b9ec28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yummy x他1人 | 作成日時:2020年3月22日 20時