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その日の仕事も終わり、帰社する。




「本日も文句なしのお仕事ぶりでした!みっくん先輩!」



『なんか上からだな』




そう言って、ふふって笑う先輩。




『…あ、そういえば。』



『これ、やる。』




みっくん先輩が、おしゃれな紙袋を差し出す。




「?」




受け取って紙袋を覗くと…




「ひえええぇ!!!」



『おまっ、うるせぇな〜いちいち。』



「こ、これは一日数量限定の激レアプリンじゃないですか〜!!!やばい…涙出そう!!!」




だって毎日のように雑誌とかネットで見てたし

何回もお店行っても売り切れだったんですよ?!




『大袈裟だな』



「みみみみっくん先輩…どーしてこれを?!」



「しかも私に!!!」




鬱陶しがられてるはずなのに…!




『あー、なんかお客さんがそこのプリンの店長さんと仲良いみたいで』



『もらったから、やる。』



「さ、さすがみっくん先輩の人脈…!」



「美味しく美味しくいただきます〜って、みっくん先輩は食べましたか?」



『ん、食べてないけどいーよ、お前食いたかったんだろ?』



「えっなぜ私が食べたいこと知ってるんですか!」



『だーもー、質問多いなー。』




みっくん先輩はダルそうに髪の毛をクシャッとする。




『車ん中であんだけ食いたい食いたい言われてたら嫌でも覚えるっつーの』

◎→←大好きな先輩。北山くん



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作者名:mom | 作成日時:2018年7月23日 2時

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