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ym side
俺の涙を拭いてくれたのは俺と同じクラスの知念 侑李
元々この学校で唯一の芸能活動している子だった
周りが全く見えてなかった俺はこの時初めて知った
ch 「 気にしないでよ 、まあ僕より演技が上手いってことは許せないけど 」
「 ごめん 、 素人の俺が ...」
と言いかけた時
ch 「 何言ってんの ？ 今では人気俳優Ｎｏ．1だよ ？ 自信持ちなよ 」
その優しい言葉に嬉しく俺は泣いてしまった
引いたかなと思って知念の方を見ると
「 なんで 、」
知念も何故か泣いていた
ch 「 なんでって 一緒に泣いた方が楽になるよ」
なんて心の広い奴だろう
この日を境に 、2人での仕事が多くなり 行動を共にした
.
.
あれから年月は過ぎ 、 大ちゃんが今何をしているのかも分からない
俺は知念と共に芸能活動を頑張っている
そんなある日 、 いつもは見もしない雑誌に目がいった
" 初表紙 有岡 大貴 "
「 は ？ 」
思わず声を出してしまった
ここは都内の本屋でもあり周りには人がいっぱい居る
注目されていることに俺はわからず
その場で雑誌を3冊ほど手に持ちレジに並んだ
.
家に着いた途端 、 雑誌の中身を確認した
「 ... どうして 」
中に映っていたのは昔から変わらない笑顔で映っていた大ちゃん
そういえば 、岡本さんも何か言ってたな
" 今ねメンズモデルで大人気の子がいてね その子が山ちゃんと同じくらいの身長でさ 太陽みたいな笑顔する子なの "
特に何も思わずに返事をしていた
まさかそれが大ちゃんだったなんて
.
.
.
「 やっほ 、 元気 ？」
突然俺の家に現れた " �睫� "
「 見ての通り元気だけど 」
気が合い高校時代に仲良くなった�睫�
大ちゃんが思いを寄せていた伊野尾ちゃんの彼氏くんだ
「 今でも続いてるんだっけ ？ 凄いね 尊敬しちゃう 」
tk 「 毎日が楽しいよ 、最近同棲し始めたしね 」
「 惚気求めてないです 」
tk 「 あはは 、 しねえよ 」
いいなあ 、もう4年だっけ ？
人生楽しいだろうな 恋人いたら
俺も相手がいたらいいんだけど
tk 「 そういえば昨日のSNS見た ？」
「 見てねえけど何かトレンドに入ってた ？」
このトレンド話で俺の心が動くなんて ...
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作者名：a | 作成日時：2020年7月27日 18時
