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父 「 涼介 、 お前にお見合いが来てるんだが どうするんだ ？」
「 どうするって 、 断るに決まってる 」
父 「 それは " アソびたい " からか ？ それとも " 心に決めた人 " でもいるのか ？」
なぜ父はここまで俺のことがわかるのだろうか
さすが俺の親 。
「 今はアソびたいお年頃なんだよ 、 見合いは断っておいてくれ 」
母 「 でも ... 涼介 世間にアソんでることが知れたら世間はどう思うと思う ？ 叩かれるに決まってる 」
はぁ ... だからアソぶのをやめろと ？
それは無理な話だ
そう思っていたが母も父も真逆のことを言った
母 「 だからアソんでいるのはできるだけ世間には知られないようにしなさい 」
父 「 一人っ子のお前には苦労ばかりさせてきたからやりたいことをしたらいい 」
.
この家に生まれたから何度も辛いことを体験してきた
唯一良かったと思えたのは
親が大ちゃんの両親と仲が良く 俺と大ちゃんを出会わせてくれたことぐらいだった
だが 、 初めてこの家に生まれてきて良かったと思えた
父も母も小さい頃は今ほど贅沢な生活をしてこなかった
だからこそ一人息子の俺にそんな思いをさせないと
父は父なりに母は母なりに努力してきた
.
俺も俺なりに成長しなきゃいけない 。
と思った思い出の1日
.
.
その日から10ヶ月が経とうとしていた
辺りはもう真冬に近い
そんなある日俺の人生を変える人物に出会った
そう ... 俺のマネージャーこと岡本さん
.
母と街中を歩いていた時 、 偶然岡本さんに出会いスカウトされた
1度母に進められたモデルという仕事
でもその時は頑なに断った
.
でも俺はこの時思ったんだ
モデルになって有名になれば少しでも大ちゃんの瞳に映るんじゃないかって
こうして始まった 学校とモデルと恋の両立
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作者名：a | 作成日時：2020年7月27日 18時
