" さようなら " (ページ8)

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大「昨日何してたの？」

楽屋に入って初めの言葉がこれ。

「別に俺が何しようと勝手だろ」

侑「あのね ... 「うわぁぁぁぁん」」

煩いな。

泣きながら入ってきた女。

すると、俺の方を見ては、

杏「ひぃ ... 山田さん怖い」

え、キモイ。

慧「どうしたの」

杏「さっき来る途中に、空き部屋に連れ込まれて、殴られたの。」

女は自分の服を捲り、メンバーに腕を見せた

そこには、くっきりと痣がついていた。

光「どういうこと、山田」

「知らねーよ」

俺なんて散々昨日こいつに殴られたんだぞ？

裕「女の子に手を出すなんて最低」

最低なのはどっちだよ。その女だろ

大「見損なった。」

「そっか、そっか。」

俺は、笑いだしてしまった。

雄「何が可笑しいんだよ」

「何がって、お前らが可笑しいんだろ、」

そいつの言うことは全部信じるんだ。

十年以上一緒に居る俺の事は信じないくせに

.

.

仕事が終われば、急いで楽屋を出た

何をされるか分からないから

.

走って走ってたどり着いたのは、

家でもなければ、実家でもない。

病院だった＿＿。