幸せのハンバーグ（ymd）

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今日は土曜日






うん。ここどこだろ







お店は最寄りから3駅目。会社は5駅目。






そう、降りたことがない







会社に勤めて3年。未だに謎の駅がある







最近できたお店だから載ってないし






ホームページもないし







大ちゃんさんの記事にも場所載ってないし






場所が載ってるのってチラシだけ






でその肝心のチラシを家に忘れ






どこかにあるでしょ感覚で歩き続け






早1時間。どこにもない。








『はぁ....ハンバーグさん、





私は幸せ貰えないんですか...』








？「ん？ハンバーグさん？？？」







人がいないと思い呟いた一言を





誰かに聞かれてしまって戸惑った






しかも…結構なイケメンさん






上司の伊野尾さんが今まであった男性で






1番イケメンだと思っていたけど





この方伊野尾さんに張り合えるレベル...







『えっと、、あ、独り言です、





なんか、ごめんなさい！』







？「あいや、ハンバーグ"さん"って可愛いなって」








『か、かわいいですか？』







？「今度のお子様用メニューは"さん"付け





しようと思います！」







にこって笑った顔がなんとも眩しい







ん？？？メニュー？？？？







ハンバーグ？？？？？？







まって、もしかして.....





『あの、幸せをくれるハンバーグの…』







？「あえ！？知ってくれてるんですか！」








『今、職場でも話題で…






大ちゃんって方の見てきになってて…』








？「え〜嬉しいです〜！！





あ、もしかして道わかんなかったですか？？





今から案内しますよ！」







『え、ほんとですか？ありがとうございます、』







なんという好青年だ。







道を案内してくれてる間も






お店のことを色々教えてくれた







大ちゃんさんはお店で働いていること







近々ビーフシチューの看板メニューを出したいと






考えていること、"ALWAYS"に込められた意味








お店に着くと大ちゃんさんは本当にいて







小柄で元気いっぱいな学生みたいだった







さっき案内してくれたのは、大ちゃんさんによると







オーナーシェフの"山田"さんらしい








歳も近そうなのに凄いなと感心した







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更新遅くなりすみません






これから定期更新していきます






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