＠136 ページ8
矢崎side
看護師間でカンファレンスをする
「涼くん、やっぱストレスかな。夜中も眠れてないみたいだったし。ごはんとかいちごまで残しちゃうくらいだもんね。今朝の数値も悪化してるし。」
矢 「昨日、侑くんが来てくれて事情を話したんです。そしたら圭人くんがイギリスに今いるみたいで同じ物を購入出来ないか聞いてみるって言ってました。でも、同じ物が手に入ったとしても傷ついた心はどうしようもないですよね。」
「あんまり続くようなら精神科の先生にコンサル頼むのもありかな。薬で少しでも眠れるんだったら寝かせてあげたいし。」
矢「ちょっと先生と話し合ってみます。」
ナースステーションを出て部屋に向かう途中
西「あの〜…」
学生さんに声をかけられる
矢「どうかした？患者さんに何かあった？」
西「あのコップ…割ったの私なんです。すみません。」
一瞬耳を疑った
しかも反省の色も見せずにただ謝るだけ
矢「えっ…ちょっと…どういうこと？詳しく説明してくれる？」
西「………」
矢「黙ってても分からないから。申し訳ないんだけどあなたにそんな時間を使えるわけじゃないの。早く説明して。」
全然口を開かない学生さん
とその時
「矢崎さんちょっと来て〜！涼くんまた発作！」
矢「すぐ行く！」
他の看護師からの呼び出しがかかり
急いで部屋へ向かう
矢「涼くんちょっとごめんね。先生は？」
「今来てるって。レベル落ちてるね、ちょっと挿管の準備してくる。」
矢「ありがとう。涼くんもう少しだからね。」
こないだ抜けたばっかりなのに
また苦しい思いをさせなきゃいけない
慧「最近、レベルよく落ちるね。早めにカテーテルやらないと持たないかな〜。チューブください。尿カテ……ごめん涼。入れてもらっていい？」
矢「分かりました。セット貰っていい？涼くんちょっとごめんね、管入れるよ〜。」
慧「最近眠れてないみたいね。目の下の隈がすごい。色が白いからすぐ分かっちゃう。圭人と侑李が前のよりもっと良いやつ持ってくるって張り切ってたから。よかったね涼。観察室移せる？お願いしたい。」
じゃあまた何かあったら呼んでって
部屋を出て行った先生
看護師何人かと観察室へ移す
「大丈夫かな〜涼くん。」
矢「このまま悪化し続けないと良いんだけど。」
そっと布団を掛け観察室を出る
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉 緒(プロフ) - り。さん» 遅くなってすみません！涼くんと大ちゃんの絡みいれてみました！よかったら目を通して頂けると嬉しいです。またいつでもリクエストお待ちしています！ (2018年5月4日 2時) (
レス) id: c9ab6040cc (このIDを非表示/違反報告)
莉 緒(プロフ) - り。さん» いつもリクエストありがとうございます。続編で書かせて貰っている途中ですので完成までお待ちください！いつもありがとうございます！ (2018年5月2日 19時) (レス) id: c9ab6040cc (このIDを非表示/違反報告)
り。(プロフ) - いつもわたしばかりリクエストしてしまい、申し訳ありません。 (2018年5月1日 23時) (レス) id: 90208bc487 (このIDを非表示/違反報告)
り。(プロフ) - 書けたらで大丈夫なのですが、有岡くんが入院してしまうのが見たいです(胃腸系の疾患で)。そして病院で涼くんとお話してるシーンなどが見たいです。入院してみて涼くんの気持ちがわかった的な感じに持ってきていただけると嬉しいです。 (2018年5月1日 23時) (レス) id: 90208bc487 (このIDを非表示/違反報告)
り。(プロフ) - 莉 緒さん» いつも無理なリクエストを聞いて書いてくださりありがとうございます。そして続編おめでとうございます。これからも楽しく読ませていただきます！ (2018年5月1日 23時) (レス) id: 90208bc487 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：莉緒 | 作成日時：2018年3月18日 14時
