＠111 ページ33
矢崎side
「夜勤帯21時に坐薬の指示入ったんだけど本人かなり嫌がっちゃって。どこにそんな力余ってるってくらい。途中不整脈も出ちゃって何とか入れて最終37.8℃。今日からリハビリも入ってるって先生言ってたから涼くんにとっては地獄かも。」
矢「私が休みの間に着々と事が進んでる(笑)リハビリは確実泣いちゃうと思う。リハビリも見守り？」
「ちょっと怖いから見守りでお願いしたいって。不整脈が気になるよね〜。胸痛がまだ出てないだけいいけど。」
矢「了解。確かに、気を付けて見てあげないといつ症状が出るか分かんないしね。ありがとう、夜勤お疲れ様。」
「リハビリ大変だと思うけど頑張って！」
ー 午後
PTがリハビリのため病棟へ来て
ナースステーションに入ってくる
矢「よろしくお願いします。」
P「PTの藤井と言います。先生からのカルテ拝見してます。今回初めてのリハビリですよね。元々活動量があるわけでは無いので硬直となるとかなりの痛みを伴うと思います。絶対泣かせると思いますがすみません(笑)」
矢「看護師が見守りでつくので何かあれば対応するようにします。お願いします。」
藤井先生と一緒に観察室へ入る。
藤「こんにちは。涼介くん初めまして、今日から足のリハビリを担当する藤井と言います。よろしくお願いします。」
涼「山岡涼介です。よろしくお願いします。」
藤「じゃあさっそく始めていくんだけど、体調が悪くなったりしたら看護師さん近くにいるから教えてね。まず最初血圧測らせてね〜。…68/41だね。じゃあマッサージから始めていくね〜。」
少しずつマッサージが進んでいく。
涼「……ん〜…ッ……痛い…」
藤「ごめんね。筋肉が少し硬くなってるみたいだからちょっと柔らかくさせてね〜。」
涼「…痛い…痛い…やっ…痛い…っ」
リハビリが進んでいくにつれ
痛いを繰り返してる涼くん。
藤井先生もかなり優しくしてくれてるけど
本人は激痛みたいでベッドシーツを強く
握りしめて痛みに耐えてる
藤「ごめんね。ちょっと右足上げるね。」
涼「…！…っ…痛い痛い痛い！…やっ…はぁっはぁっ…やだ…〜っ痛い」
先生が泣かせるって言ってたのはこのことか
足を上げた瞬間さっきとは比べ物にならない
くらい大きい声で叫び出した涼くん
あまりの痛みに泣き出してしまった
藤「ごめんね。」
先生は何度も涼くんに謝り
リハビリを進める
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莉 緒(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けると励みになります。紫苑様の作品も覗きに行かせていただきます！ (2018年3月18日 14時) (
レス) id: e4f5299470 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 最近更新を再開されたようで嬉しいです。私も拙いながら病系の小説を書いているのでとても勉強になります。これからも頑張ってください！ (2018年3月18日 3時) (レス) id: 4e7d8f7331 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - 国試頑張ってください次の話も楽しみにしてます (2017年1月12日 23時) (レス) id: e858ccedd8 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - 国試頑張ってください次の話も楽しみにしてます (2017年1月12日 23時) (レス) id: e858ccedd8 (このIDを非表示/違反報告)
だいきんぐlove - 莉 緒さん» はい!そうさせていただきます!それと国試頑張って下さい!次の更新ずっと待ってますね(*>_<*)ﾉ (2017年1月12日 17時) (レス) id: d2c0a6433b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉緒 | 作成日時：2016年12月27日 23時
