君の、笑顔で。4

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山本side



カンファレンスが終わりリハビリまで
少し時間があるためナースステーションへ



山「すみません、今から山岡涼介くんのリハビリ入ってるんですけど少し時間まで待たせて頂いてもいいですか？」





矢「あ、先生よろしくお願いします。涼介くんの受け持ち看護師の矢崎です。」



山「OTの山本です。こちらこそよろしくお願いします。すぐそこにいるのが涼介くんですか？」




矢「そうです。18歳なんですけど入院が長いせいかちょっと幼く見えちゃうんです。みんな涼くんって呼んでかわいいかわいい〜って言って(笑)」



山「確かに。可愛い顔立ちしてますね〜。学校にいたら絶対女子が取り囲むタイプですね(笑)昨日、藤井先生が涼介くんのリハビリから帰ってきて泣きそうな顔してました(笑)かわいい子泣かせる仕事って辛いって(笑)私も泣かせちゃいそう…」





矢「多分泣くと思います(笑)でも今回はいちごが目の前にあるから多少はましですかね、、(笑)」




山「いちご好きなんですね〜可愛い。先生とご兄弟なんですよね。さっき相談受けて凄くいい先生だな〜って思って。家族って大きいですよね持ってる力が。」



そんなことを話してるとリハビリの時間






矢崎さんと一緒に部屋へ入る


食事リハビリも兼ねてるから矢崎さんが
酸素マスクから鼻カヌラへ切り替えてくれる


山「涼介くん初めまして。今日から涼介くんの手のリハビリをさせてもらいます、山本と言います。よろしくお願いします。」



涼「山岡涼介です。よろしくお願いします。」


山「握手させてもらってもいいかな？(^^)」



涼「はい。」



涼介くんと握手を交わす。
まずさり気ないところから入る



手の力は弱い訳じゃなさそう



山「ありがとう。じゃあそのままマッサージしていくね〜。」




少しずつリハビリを進めていく

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