どうせ女は寄ってくるからpt.9

416 : どこだっていいのに ページ16

JM「少し遠い所まで来たんだね」


窓から外の景色を眺めていたジミナが呟く。


少し遠い所まで車を出してもらった理由は、とても簡単。


JN「いつも同じ所だと飽きちゃうと思ってね」


JM「久しぶりに出かけるから、どこだっていいのに。


　 ふふ、でもありがとうジニヒョン」


ジンオッパの言うことも一理あるけど、本当の理由は後で本人にでも話そう。


JN「到着で〜す」


「ありがとうございました」


JN「あ、A」


「何でしょう？」


JN「タメ口になってくれても良いんだよ、ってことを伝えておこうと思って」


え、良いんですか？


JN「その顔は疑ってる顔だね。


　 兄妹みたいなもんだし、何よりジミナ達が慕っているのが理由かな」


「徐々に慣れま…慣れるね！」


JN「いきなりは大変だろうから、ゆっくり慣れてね」


JM「また帰りに連絡するね」


JN「楽しんでおいで」

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