112 : テヒョンの家(JK side) ページ12
テヒョンイヒョンを部屋に連れて行き、ベッドに下ろす。
当のテヒョンイヒョンはAヌナを見て安心したのか、口角をほんの少し上げて柔らかく笑う。
「テヒョン」
僕はマズいと思った。ヌナの問いかけに応えず、この表情。
辛いのに、この表情。
辛すぎて壊れている、と瞬時に悟った。
「グク、」
僕の震える手をそっと包み込むヌナの手。
「グク、落ち着けないかもしれないけど…落ち着いて」
JK「ヌナ…手、そのままでお願いします…」
今、手を離されたら心臓ばくばくでおかしくなっちゃう。
「うん。離さないよ」
もう片方の手で、テヒョニヒョンの頭を撫でるヌナ。
「テヒョン、深呼吸」
みるみるうちに微笑みは無くなって、目から大粒の涙が溢れ、肩で息をし、咳き込み始めるヒョン。
NJ「大丈夫か、って…」
YG「なに、どうした」
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L・Y - 凛音さんお誕生日おめでとうございます!! 95line羨ましいです。同lineのメンバーが誰一人としていないので……とにかくおめでとうございます。良い一年をお過ごしください!!これからも楽しみにしています! (2018年10月7日 8時) (レス) id: 4655e141c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛音 | 作成日時:2018年9月17日 22時