恋から ページ48
・
誰もいなくなったアリーナ。
コートはネットが片付けられて電気は消え、
コートの部分だけスポットライトみたいに明るい。
「ちゃんと見てた？俺のこと」
「見てたちゃんと。
ベンチで飛び上がって喜ぶところとか？」
「めっちゃ見てんじゃん。」
そんな話をしながらコートの中央まで手を繋いで歩いた。
こんなところからアリーナを見たことなくて、
こんな景色なんだなーと思って色々見てた。
すると、
「A、こっち向いて」
「ん？」
「Aと出会って6年が経ったね。
初めはお互いの顔しか知らなくて名前も知らないまま
慶応で会ったりしてて
歳知った時にはびっくりしたなー
だって5歳年下だったもん。
俺が大学卒業する頃には、いつのまにかAはいなくなってて
ずっと探してました。
ドイツで再会した時はやっぱり運命の人だって思った。
初めて出会った時、ドイツで再会した時、
Aに恋しました。
これからは"恋"じゃなくて"愛"したいです。
僕と結婚してください。」
跪いて青色の四角い箱からキラキラ光る指輪を見せたマサ。
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暁(プロフ) - こういうの大好きです！これからも応援してます！！ (2020年1月4日 8時) (
レス) id: 2c4eac8aee (このIDを非表示/違反報告)
瑠杏(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます！！柳田さんこんなキャラかな、とか思いつつ書いてるのですごく嬉しいです、頑張ります (2019年12月7日 7時) (レス) id: 4ed0b191d0 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - めっちゃ好きです！！頑張ってください(^^) (2019年12月4日 22時) (レス) id: 69178fa585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠杏 | 作成日時：2019年12月2日 16時
