“ 助けて ... ”

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南「今日はこんぐらい許す 。」









は ？ 許す ？









お前がやってきたくせに 、









俺は許させねーよ









キッと睨むと 、









南「なんだ ？ 口答えするのか ？」









「... しませんよ 。」









南「生意気 ... だな」









南さんはラスト1発お腹を殴って部屋を出ていった









俺はただただ 、 床で倒れているだけ 。









力を入れ 、 体を立たせた 。









幸い 、 顔には何もされていない 。









その代わり 、 体には痣だらけだろう ....









当分の間 、 大ちゃんとはできないだろう ...









裸になるとバレてしまうから 。









誰にも気づかれないよう 、









スタッフさんが通ると 、 満面の笑顔を見せた









でも 、 過ぎ去ると 、 直ぐに壁にもたれかかった









歌番組どうしようか ...









俺1人のせいで 、 延期は他の出演者に迷惑がかかる









___ 出よう









倒れても知らない 。









倒れたら “ 熱 ” とでも言えばいい









熱なら許してくれるだろう 。









プロデューサーは許さないだろうけど ..









.









.









楽屋にはもう全員きていた









大「ほってくなよ 。てか 、 息荒くね ？」









「 ... 大丈夫 」









侑「辛くなったら言うんだよ」









「ああ」









.









.









何度も転びそうになったが 、









何とか耐えて 、 収録は終わった









光「大丈夫か ？ 山田」









宏「体調治せよ 。 心配させんなよ」









「... 分かってるよ」









収録が終わってプロデューサーに呼ばれるかと思ったら









呼ばれなかった 。









“ 良かった ” なんて思わなければ良かった 。

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