“ 助けて ... ”

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ar side


山田が家を出ていった後は 、 何をしていいのか分からなかった









山田に暴力してるの ？ プロデューサー 、 桜坂









する意味は ？









するなら誰でもいいの ？









なら 、 俺が相手しようか ？









山田の代わりになら 、 どんなことだって出来る









そんなことを考えていると 、









あっという間に 、 21時になっていた









山田はまだ帰って来ていない 。









やっぱりプロデューサーに呼ばれたんじゃないかな









玄関を出ようとすると 、 ドアが開いた









涼「あれ ？ 大ちゃん出かけるの ？ 」









「さっきまで誰といた ？ プロデューサー ？ 桜坂 ？」









涼「... 大ちゃんには関係ない」









関係ないって ... 絶対友達とは会っていない









「涼介 ... 誰と会ってたの ？ 」









名前を呼ぶと 、 驚いた顔でこっちを見てきたが









直ぐに目を逸らし 、 下を向いた









「そんなに俺 ... 頼りないかな ？ 」









涼「違う 。大ちゃんはいつも頼りになるよ」









涼「でも 、今は頼れないや 。 ごめん」









分かってる 。









俺を “ 巻き込みたくない “ からでしょ ？









巻き込んでくれていいよ









1人で抱え込むことじゃない









俺だって 、 メンバーだっている









俺じゃなくてもいいから









誰かに頼って欲しい









.









.









.









.









俺はこの問題に関わちゃいけなかったんだね









ごめんね ... 山田









何も山田の気持ちを知らずに ...

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