運命のバラは、僕達の中に

話し合い ページ22

光side



こんなことになるとは思わなかった

まさか慧が大ちゃんにあんなこと言うなんて
あの時の慧の目は本気だ。本気で涼介のこと…



雄「どうするの？慧は部屋に戻っちゃうし、
大貴も…顔怖っ」




そりゃあんなこと言われたらなぁ
にしても大ちゃん、ほんとに怖いよ



宏「仕方ない。慧なしで話そう。」





侑「涼介がこっちにきたのは、100パーセントあいつらのせいだね」




裕「あれから全く見なくなったのに、
まさかまだ諦めてなかったなんて」



裕翔の言う通りだ。
しかも、涼介の前に現れたのは青バラの称号を持つ者



二年前からどこにいるかも分からなくなっていて、噂すら出なかったのに



きっと、侑李の結界を解くために隠れて何かしらやってたんだろう




宏「多分あいつらはまだ動いてこない。
今の一番の問題は、俺ら自身のことだ」



そうだ。
今1番重要なこと、それは、俺達の正体を涼介にさらすかどうか



光「一緒に住むことになったんだから、必然的に言うことになると思うんだけど」



圭「黙ってたら、誰かやらかしそうだしね」



侑「実際大貴もやばかったでしょ。あんなに近くにいたら」




大「当たり前だろ。あれで我慢できたことが奇跡だわ」



だよなぁ
俺も正直、ずっと我慢しとくのは無理だと思うし




侑「じゃあ言っちゃう？
僕達の正体が__ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱだって」









「___えっ」

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