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‪‪❤︎‬ ページ24






「こんばんは〜」


 
私はキラキラしたオシャレなバーの扉をゆっくりと開いた


 
モ「あー!Aちゃん!!久しぶり〜!」



そう言ってカウンターから駆け足で出てきたモモさん

モモさんは大学時代、バイト先で知り合った先輩


1年前にバーをオープンしたらしく

私がし失業した話を聞いて声をかけてくれた



モ「も〜!髪も伸びてまた可愛くなっちゃって!」

「そんなことないですよ〜!」

モ「お店開いてからずっと1人だったから
Aちゃんが来てくれて嬉しいんだ〜!」



モモさんはそう言って店の奥から何かを持ってくると

私に"はい!"と可愛らしい笑顔で紙袋を差し出した


 
モ「制服!今日からこれ着てよろしくね‪‪っ」

「あ、ありがとうございます!」

モ「ささ!早速着替えてきて〜!」



私は更衣室に案内され
 
モモさんから受け取った制服に着替えた


首元に大きめの白いリボンが付いた白シャツに

黒のタイトスカート


これならスーツっぽくてそんなに恥ずかしくないかも…



モ「Aちゃん着替えた〜?」



更衣室の外からモモさんの声が響く



「は、はい!着替えました!」



私が返事を返すとすぐに開かれる更衣室の扉

 

モ「きゃ〜!やっぱ可愛いし似合う〜!」

「そ、そうですかね…?」

モ「うんうん!私はネクタイだけど
Aちゃんは絶対リボンだな〜って思ったの!」



モモさんはポケットからスマホを取り出して

"写真撮っていい!?"なんて言いながら

もう写真撮ってるし


こんなに喜んでくれるなら

ちょっとここで頑張ってみようかな〜なんて思ってしまうよ


 
ーーー



22:30


お店が開いてもう4時間経ったけど

今のところお客さんは1人……



モ「まぁ今日水曜日だしね〜こんなもんよ!」



モモさんはグラスを拭きながらハハッと笑った



「やっぱり土日の方が沢山来ますか?」

モ「もちろん!今週はAちゃんを皆に紹介しなきゃ!」

「モモさん、お客さんとも仲良いんですね」

モ「うん!常連さんも付いてきたし…あ、そろそろ来るか頃かも」


モモさんはそう言って腕時計の時間を確認した



‪‪❤︎‬→←23時のプリンスは…Ryota.K



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作者名:ゆちゃん | 作成日時:2022年3月24日 17時

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