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‪‪❤︎‬ ページ13





向「嬉しそうだね、もしかして彼氏?」

「あっ、いえ…」


や、やば…!

スマホの画面を覗き込もうとする向井さんを避けて

私は急いで画面を落とした


向「最近Aちゃん更に可愛くなったからさ〜」

「は、はぁ…」

向「彼氏でもできたんじゃないかなって」

「そう見えますか〜?はは…」

向「ところで今度の休日…」

「あ!ごめんなさい!今日すぐ帰らなくちゃで」

向「あ、そうだったんだ!呼び止めてごめんね、お疲れ!」

「コーヒーご馳走様です!お疲れ様でした!」


私は向井さんに頭を下げて急いでオフィスへと向かった


向井さんが一緒の部署に来てから数ヶ月

なんか気に入られてるというか…

正直面倒臭い


私は会議資料とデスクの上を急いで片付け

スマホを鏡代わりに前髪を整える


「よしっ」

聡「Aお疲れ〜!」

「お疲れ〜!また明日ね!」

聡「楽しんで〜!」


私は聡美に手を振ってオフィスを後にした


会社近くのスーパーで夕飯の材料を買って

亜嵐くんのマンションへ足を進める


久しぶりに会う亜嵐くん…

もう付き合って半年になったのに未だに胸が高鳴る

この気持ちが幸せで幸せでたまらなくなった


エントランスで亜嵐くんの部屋のインターホンを押すと

スピーカーから聞こえる愛しい人の声


亜『入ってきてー!』


亜嵐くんの声が聞こえたと同時に

エントランスの大きい扉がゆっくりと開いた

私はエレベーターに乗り込み亜嵐くんの部屋へと向かう


ピンポーン


部屋のインターホンを押して数秒で玄関の扉が開くと

部屋着にノーセットの亜嵐くんが顔を覗かせた


亜「お疲れ!久しぶり、入って〜」

「久しぶり!おじゃまします!」

亜「事務所でシャワー浴びれなかったからもう入っちゃった〜」

「お疲れ様だね!材料買ってきた!すぐ作るね!」

亜「まじ!やったね〜!」


亜嵐くんはスマホを手に取って

リビングのソファへと腰を下ろす


「亜嵐くん、髪の毛明るくした?」

亜「あ!言ってなかった!どう?似合う?」

「うん!かっこいい!」

亜「良かった!来週からジェネのツアーだかんね〜」

「東京公演見に行くからね!」

亜「おう!」


髪が明るくなって更にかっこよさが増した亜嵐くん

かっこいいのに嬉しいのにもやっとしたこの感情


どんどんかっこよくなって、モテる亜嵐くんが心配だよ


本当は独り占めしたいのに

重い女にはなりたくないからそんな事は言わないけどね



‪‪❤︎‬→←ひとりじめ…Alan.S



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作者名:ゆちゃん | 作成日時:2022年3月24日 17時

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