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隼「おはよーございまーす！」
玲「おっ、隼きた」
テレビ収録で遅れてきた隼が控え室へ入ってくる
これから夜中までジェネ高の撮影が4本……
俺はスマホを手に取り
Aに"レックスよろしくね"とメッセージを送った
亜「おーい隼ー！」
隼「あぁ！亜嵐くん！はいコーヒー！」
隼はそう言って俺に自前のコーヒーを差し出した
亜「おっ、サンキュー」
隼「まだ結構熱いっすよ〜！で、なんすか？」
隼はコーヒーを啜りながら椅子に座って足を組んだ
コイツ本当に後輩か？
…まあそういう所が可愛いんだけど
亜「なーんでAと会ってんだよー！」
隼「えぇ！そんな事言われたって〜、俺の好きな珈琲店ですもん！」
亜「でも長話しなくてもいいだろ〜！」
隼「うわ〜Aちゃんに聞いたんだ〜！」
隼はニヤニヤしながらまたコーヒーを1口飲んだ
亜「別にコーヒーとか俺に渡せばいいのにさ」
隼「なーにヤキモチ妬いてんすか！」
亜「うるせ！」
隼「でもAちゃん、口を開けば亜嵐くんの話しかしないっすもん」
亜「え？！まじで？！」
隼「うわ！さっきまでプンスカしてたのに！」
隼がそんな事言うから嬉しくて思わず口元が緩んだ
大人にもなってこんなことで嫉妬してる自分が恥ずかしい
玲「隼〜、コーヒーくれ」
隼「おっけ〜」
玲「何？亜嵐くんの彼女の話？」
隼「そう！亜嵐くん俺に嫉妬しちゃって！」
玲「まじ？あの亜嵐くんが隼に…」
隼「イケメンに嫉妬されるのも悪くないわ〜」
亜「おいおい！変なこと言うなって〜！」
2人は俺を見てケラケラと笑った
いつも俺をいじってさ、年下だと思えん……！
亜「明日A引越しなんだよね〜」
玲「おっ！やっと同棲許可してもらえたんすか」
亜「そ！今度はマジで気をつける！」
隼「気をつけて貰わないと困るんですけど！」
亜「わかってるって！でも明日仕事で手伝えないからさ〜大丈夫かな」
玲「何を心配してんすか、子供じゃないんだから」
亜「…そうだな！」
明日はソッコー帰ってAの片付け手伝ってあげよう
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作者名：ゆちゃん | 作成日時：2022年1月26日 18時
