検索窓
今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:9,825 hit

___52 ページ3





亜「連絡先はちょっと、ごめんなさい!」

中「えっ、あ…いや!全然大丈夫です!変なこと言ってごめんなさい…」

亜「また共演できるといいっすね!じゃあ俺次の現場あるんで」

中「あ、はい!」


返事をした中野さんに俺は軽く頭を下げて

スタジオを後にした


"亜嵐くんに寄ってくる女沢山いるやろ"

前に涼太にそう言われたことを思い出す


前の俺だったらホイホイ誘いに乗って

簡単に連絡先交換してただろう


変わっちゃったな〜俺……



ーーー



玲「お!亜嵐くん来た!お疲れ〜っす」

亜「お疲れ〜」



ラジオ局のスタジオに入ると

玲於が打合せを始めようとしている所だった



玲「そろそろ打合せ始めよっかって所でしたよ」

亜「ナイスタイミングじゃん」

玲「生放送だから変なこと言わないで下さいね〜!」

亜「いや〜出来るかな〜!不安!」

玲「ちょっとー!この人生放送ダメです!」

亜「ハハハ!まじ気をつけよ!」

玲「明日亜嵐くん早いっすか?」

亜「うん、9時からボーカルとアルバムの打合せ〜」


俺は机に置かれた台本を手に取って目を通した


玲「うわ〜仮眠っすね」

亜「でも明日15時上がりだし、そっから寝るわ〜」

玲「じゃあ今日は3時までお願いしまっす!」

亜「収録終わりだけどまだ全然いける」


「よーし!そろそろ打合せ始めまーす!」


ディレクターさんがスタジオに入ってくるなりそう言うと

俺たちと同じテーブルに腰を下ろした


亜「お願いしまーす!」



ーー



玲「では次のメッセージ、ラジオネームミツバチさん!
いつも追いかける恋ばかりで辛いです、
追われる恋がしたいのですがどうすればいいか分かりません。だそうです〜」

亜「なるほどね!」

玲「うーん、俺は追われる方が多いかな」

亜「へ〜!なんとなくわかるわ」

玲「楽って言ったら悪いけど、追われた方が気持ち的に楽じゃない?」

亜「俺もそう言う考えだったけど追う方も良いなって思えてきてる!だって好きって言いたくない?」

玲「えー俺絶対言わねー!」

亜「あー!こういう奴が辛くさせてるんだよ!!」

玲「ハハ!違う違う!普通に恥ずかしい!」

亜「だからえーっと…ミツバチさん!無理して追われる恋を求めに行くより
自分の気持ちに正直になって追う恋でもいいと思うな〜」

玲「そうだね〜きっと楽しくないしねそんな恋」

亜「ミツバチさんの気持ち絶対伝わってるよ」



___53→←___51



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
128人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , GENE , 白濱亜嵐
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆちゃん | 作成日時:2022年1月26日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。