___86 隼side ページ37
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隼「そう、もう吹っ切れてるよーって話…」
「えっとー、その誤解をときに？」
隼「それもあるけど〜…」
Aちゃんの事好きって気付いちゃったから
何だか前みたいに上手く話せない、調子狂うんだよなぁ
「私も隼くんに言いたい事があって……」
隼「えっ、うん」
俺が下を向いて小さくため息を落とすと
Aちゃんが真剣な目で俺にそう言うから
俺は自然とゴクリと唾を飲んだ
「私、隼くんの事が好きだよ」
嬉しさと悔しさと情けなさで
何とも言えない感情になった……
俺って相当かっこ悪い
隼「あ、ありがとう…てか、俺だっせー！」
「…え？」
隼「俺が先に言いたかったのに、まじ勇気でない！」
「……どういう？」
隼「俺もAちゃんが好き！」
少しダサいけど、俺はAちゃんの目を見て
真っ直ぐそう伝えた
「嘘……本当に？」
隼「なーんで嘘つくんだよ！本当！」
「ど、どうして？」
隼「正直あすみの事全然忘れられてないって思ってた…
いや、思い込んでた」
「うん…」
隼「Aちゃんと会うようになって、もっと会いたいって思うようになって…
最近会えなくなってようやく気付いた」
Aちゃんは俺の目を見つめて真剣に話を聞いている
その姿もまた可愛いと思ってしまった
隼「会いたいって思った時にAちゃんの顔が1番に浮かんだ！
もっと一緒に居たいしもっと話したい。これが俺の今の思い」
俺はAちゃんに真っ直ぐ俺の思いを伝えた
次第に顔が赤らむAちゃんが愛おしい
Aちゃんは俺があすみとの関係が切れてないことを知ってて
あすみの代わりにもなろうとした
本当に長い間可哀想な事しちゃったな…
「ねえ……じゃあ次の言葉は隼くんが言ってよ」
そう言ったAちゃんは少し恥ずかしそうにして
俺にまたチャンスをくれた
俺は改めてAちゃんの目をじっと見つめた
やっぱりちょっと…照れる
隼「俺と、付き合ってみませんか？」
「…はい！」
笑顔でそう答えるAちゃんを見てかなり恥ずかしくなる
隼「うわー、めっちゃ恥ずかしい！！」
「…隼くんが全然言い出さないから」
隼「俺ダメや〜！いざ好きな子目の前にすると全然だめやった！」
俺って最後まで本当にダメ…意気地無しやったなぁ
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ゆちゃん(プロフ) - morningさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです(T_T)❤︎お話はもう終盤に入っていますので、完結までお付き合い下さい！これからもよろしくお願い致します♩ (2021年9月28日 7時) (
レス) @page19 id: 1433f5874c (このIDを非表示/違反報告)
morning(プロフ) - 初めまして!!毎回更新楽しみにしてます!!このお話が最近の癒しです(●︎´▽︎`●︎) 完結までぜひ頑張ってください!! (2021年9月25日 20時) (レス) @page16 id: ca7299b56f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちゃん | 作成日時：2021年9月15日 17時
