【BL】（愛しの）妹を守ったら男に迫られたんだが。＼(^o^)／【オリジナル】

し。 ページ4

「てかさ、疾風」


「んあ？」



もごもごと唐揚げを頬張りながら返事をする。


「どうした？」


「なにが？」


「いや、朝からお前なんか元気ねーじゃん」


「え？」



……え、いや、うん。

そうだけど。

そうだけども！！



「おまっ、気付いてたのかよ！」


「？なにが？」



なにがって……


「お前さっき教室でどうしたって聞いてきたじゃん！きづいたの朝なら朝にどうした？って聞くべきだろーがよ！！」



このタイミングじゃねーだろーがよ！！


「えっ、ごめん」


「いや別にいいけど……」




そ、そんな冷静に謝られても…。

俺が悪いみたいじゃねーか……。




「……で？どうしたんだよ？」


「あ！そう！！」


「お、おう……」


俺が突然音量を上げると、風葉はびくっと肩を震わせ、引き気味に返事をした。


気にせず俺は続ける。



「楓華〈ふうか〉がさ！！！！」


「あーハイハイなるほどもうわかった」



「ちゃんと聞いてお願い！！」


「………しゃーねぇな」



はあ…とため息を吐き、呆れた目で俺を見つめる風葉。



「昨日さ……」


・



〜昨日の出来事〜



「だーーからダメっつってんでしょーが！！！！お前いくつだと思ってんだ！！」



「もう高校生だよ！いーじゃん別に！！もうお兄ちゃんにとやかく言われる年齢じゃないから！！」



「あぁ！？お前そーいうことずっと世話して来てやった兄貴に言う！！？」


「それは感謝してる！ありがとう！！」

「おう！！」

「でもそれとこれとは話はべ・つ！！」

「別じゃない！！」

「べつ！！」

「別じゃない！！！」

「べつだよ！！」

「別じゃねー！！


にいちゃんはなぁ！！………にいちゃんは……にいちゃんは…っ








合コンなんて絶ッッッッッッッ対認めません！！！！」

ご。→←さん。

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