何度でも-final-

何度でも ページ25

-永瀬廉-

あれから一週間、知らん医者に囲まれて手術することになった。

岩ちゃんなんでおらんの・・・？

手術前に会ったけど・・・

いつもとちゃう病院やし・・・

植込み型の人工心臓らしく俺の心臓の動きをフォローしてくれるんやって！！

めっちゃハイテクやん！！
なんでもっとはよできんかったんやろ・・・

なんて思ってたら麻酔が入れられて眠くなってきた・・・


目覚めた時には優吾くんが大号泣してた。

どうやら丸2日寝てたらしい・・・。

でもなんか気分的にすっきりしてて・・・

胸に手当てればドクドクって元気に動いとってなんかうれしかった。

岩「廉、これからこれ肌身離さず持ってないとだから」

俺の心臓につながってる小さな機械は俺の体の一部となった

「樹くん、岩ちゃんありがと」

っていうと照れ臭そうに笑った

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