何度でも５

・ ページ46

-高地優吾-

「廉、出れる？？」

廉「うん・・・」

起き上がるのを手伝ってベッドに座らせる。

眩暈がしてるのか頭を押さえてじっとしてる。

「立てる？？」

しばらくして声かける

廉「行ける・・・」

手を差し伸べた時だった・・・・

廉「うっ・・・」

吐き気がしたのか口元に手を置く廉。

背中をさすってやる

「吐きそう？？大丈夫？？」

袋持ってたかな？？

廉「ケホケホ・・・ぐはぁっ」

「廉！！！」

廉の口からあふれる血・・・・。

前に咳き込みすぎて切って出た血の量とは明らかに違いすぎるし・・・

なんどか発作で吐血したことあったけどここまでひどいのは初めてだった

「樹！！！！救急車呼んで！！！」

すぐに樹に救急車を頼んで廉の背中をさすり続ける。

その間も何度も吐血してて意識混濁状態になってる。





廉はすぐに処置を受けた・・・

先生から言われたのは・・・・

「悪化してる・・・年内に移植できないと年越せるかわからない」

ってことだった・・・



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さく様リクエストでした！！

少し重くなりすぎましたね・・・。

少しは役にたてた？？→←悪化

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