何度でも５

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-永瀬廉-

優「廉、病院行こうな」

病院は嫌やけど、早くこの苦しみから解放されたかった。

車の後部座席をフラットにしてもらって横になるけど苦しくて
結局座り込んだ。

優吾くんの運転で俺の隣には一緒に来てくれた北斗くんがずっと背中をさすってくれてる。

病院に着いたらふっかが車いす用意して待ってた

いや、自分で歩けるわ！！なんて思ったけど体に力が入らんくて
結局車いす・・・。

岩「廉、そこのベッド横になって？深澤！バイタル測って？」

深「了解です！！！！」

ふっかが淡々と熱やら血圧やら測ってる

深「熱が38.9、血圧89/56、少し脈も速いです！！」

そんな声が聞こえて・・・やばいやんそれ！！なんて頭ではのんきに考える

岩「血圧低いな・・・廉苦しくない？？」

いや苦しくないなら病院来ないやろ・・・

口元に酸素マスクつけられて先生がいろいろ準備してる間に
ふっかがずっと胸さすってくれて息苦しかった胸がなんとなく和らぐ感じがした

岩「熱下げる点滴と血圧の点滴入れるよ！！」

なんでもいいからはよ楽にして・・・？

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