雪男さんと太陽☀️ (ページ3)

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運命の日ページ3

〜HIKARU.I

『お疲れ様でしたー！』

2018年5月13日

滝沢歌舞伎の東京公演が終わった。

佐久間
「次は名古屋だ！まってろよ！名古屋！」

阿部
「佐久間は元気だな〜！」

琉生
「あ！！！タッキーだ！！！」

うちの最年少でSnow Man結成時わずか10歳だった七瀬琉生は少し、いやかなり特殊

滝沢
「琉生〜！！はいおいで！！お前なんでそんな可愛いんだ？」

三宅
「琉生、俺にはハグしてくれないの？」

そう、琉生は超がつくほど愛されてる

それもこの事務所のみならず、全人類を虜にしてしまうほどに。

そして何より、琉生の周りはいつも笑顔で溢れてた。

いつも俺らを明るく照らしてくれる太陽のような琉生

宮舘
「俺の琉生が、、、」

『いや、お前のじゃねぇから』

深澤
「そうそう、俺のだよ」

『いやお前のでもない』

深澤
「え？！そうなの？」

誰のでもねぇよ

琉生はもうすぐ16歳になるんだけど超がつくほどの甘えん坊

5歳の時に世界的ダンサーで振付師だった母親と建築家の父を事故で亡くし祖父母に育てられた琉生。

『あれ？琉生どこ行ったの？』

阿部
「Jrの子達と遊んでるはずだよ？」

そろそろ帰るって言うのに何やってんだよ。

阿部
「ちょっと見てくる」

『うん、お願い』

自由でマイペースな琉生を阿部に任せて帰り支度を始める

琉生の楽屋なんでこんなお菓子だらけなんだよ！

そして充電器にささったままのiPhoneから琉生が大好きな韓国のアーティストの曲が流れてるし

これだから5年連続で"部屋が汚そうなアイドルランキング"1位になるんだよ？

とか言いながらも俺は琉生に甘いから散らかしたお菓子を片付けてやる。