LIFE☆

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〜黒〜

橙「ラウ・・・寝た？？」

「寝たね・・・」

康二と俺とラウ、夕飯が終わって色々済ませて3人で話してたら康二の手をぎゅっと握ったまま寝てしまったラウ。

橙「めめは？？大丈夫？？」

「え？？」

橙「夕飯、いつもより食べるの遅かったし・・・時折辛そうにしてるん俺が気づかへんって思ってる？？」

康二はいつもよく周りを見ている・・・いや、俺を見ている。

だから康二に隠し事なんて無理なんだよね。

そう、夕方から急に降り出した雨のせいで心臓はバクバク。

気圧や気温の変化にもついてこれないのが俺の心臓だから。

夕飯の時にドクドクと確かな痛みに変わった。

でもまだ発作が起きるって感じじゃないし、今はラウ優先にってそう思ってたのに。

橙「大丈夫？？しょっぴー呼ぶ？？」

「ラウが寝たばかりだから起こしちゃう」

橙「でも」

「平気だよ、すぐ治まるから」

橙「いやいやでも」

「俺の体だから俺が一番よく分かってるの。康二、ありがとう」

俺はずるいよな・・・

康二にこういえば何も言えないってわかってるから

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