雪男さんと太陽☀️_② (ページ14)

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1番に起きたのは俺と琉生

というか、琉生がモソモソと動いていて俺が起きたって感じかな

『どうした？起きるの？』

琉生を見ると少し泣き目になってた

ベッドじゃないから中々起き上がれなくて苦戦してるみたい

佐久間
「んっ？琉生？どうしたの？」

『ごめん、佐久間起こした？』

佐久間
「んん！大丈夫！！」

『琉生、どうした？』

琉生
「トイレ行きたい」

『起きようか。手伝ってもいい？』

琉生
「うん…」

佐久間
「あらあら、泣かなくていいよ〜？」

と佐久間も琉生の体を起こすのを手伝ってくれた

寝起きというのもあったし、補助具装着してないからトイレまでお姫様抱っこで連れていく

ふっかが寝てる真下にトイレあるから踏まないようにそっと…

琉生
「ありがとっ」

『あと大丈夫？』

琉生
「大丈夫」

『終わったら言ってね？』

琉生
「んっ！ありがとう」

って言ったのに5分後くらいにすごい音がしてみんな一斉に起きてしまった

阿部
「え！？琉生！？」

深澤
「なに！？」

『琉生〜？どうした？開けていい？』

トイレの壁に凭れ、しゃがみこんでる琉生

深澤
「琉生〜！！痛かったね。泣かないのえらいね」

宮舘
「琉生！！！大丈夫か！？」

『どこぶつけたの？』

琉生
「ここ！」

『ちょっ、誰かティッシュとって！！』

顔をトイレのドアにぶつけた時に歯をぶつけたのか口元から血が出てる

阿部
「はい！大丈夫？」

『ありがとう…』

驚いた。

琉生の血を見て阿部が取り乱さない…。

『琉生、ティッシュ噛んで？』

琉生
「これ食べれるの？」

そういう意味じゃないんすけど？笑

『食べれない笑咥えて？』

あー、、、

『歯じゃないね💦 下唇切ってるわ』

宮舘
「まじ！？大丈夫！？」

『泣いてないから大丈夫じゃない？笑』

琉生
「ヒリヒリする〜」

うん、するだろうね💦

ただ、泣きわめくと思ってたから冷静なのはびっくり

なんとか止血して、少し下唇腫れちゃったけど大丈夫だろう

さっき同様にお姫様抱っこして、壁際にいた阿部ちゃんが布団を畳んでくれたから壁に寄りかからせて座らせる

『他痛いとこない？』

琉生
「ないよー、」