雪男さんと太陽☀️_② (ページ24)

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渡辺
「うん、大丈夫だから！誰ももう怒ってないよ？辛いね…ちょっとゼリー食べて気持ち切り替える」

琉生
「いらない…」

向井
「しょっぴー？いる？」

渡辺
「お願い！」

ゼリー…それには七瀬に処方されている精神状態を安定させる薬が混ざられてた。

これは強い眠気をもたらすものだと言う。

向井
「琉生？これ食べよ？美味いで？？アーン…美味しいやろ？」

琉生
「ｺｸｯ、、、美味しい…」

渡辺
「照ー？あと何分したら再開する？」

岩本
「どれくらい必要？」

渡辺
「2〜30分ほしいかも！ちょっと寝かそうかな！」

岩本
「おけおけ！！いいよ！！」

深澤
「こっちの絨毯敷いてある方がいいよ！体いたくなる！琉生、おいで！！よいしょっ！」

軽々、七瀬を抱え柔らかい絨毯へ下ろす深澤

ラウール
「寒いから上着使っていいよ！」

琉生
「ん、、、がと」

渡辺
「眠いね…少し寝ようか」

琉生
「…る」

渡辺
「ん？」

琉生
「照…」

渡辺
「照がいい？」

琉生
「ん」

渡辺
「照がいいって！！」

深澤
「翔太振られた！！」

佐久間
「振られてやんの！！！結局琉生は照が1番だもん」

幼い頃から可愛がってくれて、いけないことはいけないととハッキリ教えてくれて、悪いことをすれば叱ってくれるそんなお兄ちゃんのような岩本に1番懐いてるという七瀬

岩本
「なに？」

琉生
「ごめんなさい…」

岩本
「うん。いいよ。で？どうしたの？」

琉生
「ここ来て？」

岩本
「うん、じゃあ琉生少し休んで撮影頑張ろうか。ねっ？」

岩本が来てくれた安心からか七瀬は1分も経たずに寝てしまった。

岩本
「俺も怒りたくて怒ってる訳じゃないし、辛いです！本当はめちゃくちゃ抱きしめたい！いいよ！撮影なんて！琉生は俺のそばに居てくれるだけでいいよ！って言いたいです…けど、それは琉生のためにもならないし。今後、色んな人に俺らを知ってもらった時に琉生の障害を理解してくれない人からしたらなんなのこの子！って悪く言われるのが俺は1番いや。だったら嫌われてもいいから琉生に厳しくしてリハビリを重ねれば、ある程度はコントロール出来るんですよ…。でも、こういう怒る役は俺だけでいいからってほかのメンバーにはとことん甘やかしてやってって言ってます」