約束の明日。 (ページ19)

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☆ ページ19

‐岩橋玄樹‐

今日も学校終わって廉のところに行こうと電車にのった・・・

「タピオカ飲みたい！！！」

何気なく聞こえたＪＫたちの会話・・・

え・・・なんで・・・？？

「あれ？岩橋じゃね？？？」

「あいつまだ生きてたんだ」

耳をふさぎたくなった・・・

中学のころ・・・僕はあいつらのせいで・・・

僕は無意識に左手首を握っていた・・・。

ふとポケットの中で震えるスマホ。

開いたら廉の名前が・・・

廉：きれいやな

昼休みに廉に送ったお花の写真への返信なんだけど・・・

なんかそれだけでも嬉しかった・・・

と同時に・・・廉もいつか僕のこと・・・・

玄樹：廉と僕って友達だよね・・・？

気づいたらそんな重いメッセージ送っちゃって既読になったのに返信がこなかった

ごめん・・・重いよね・・・

こんなの・・・

でも怖いんだ・・・

廉の最寄の駅に着いたけど・・・・

なんか廉に会いたくない・・・

せっかく来たけど・・・今日は帰ろうかな・・・

って思ったときまたスマホが震えた。

着信画面になってて
廉の名前が表示されていた・・・

気づいたら電話出ちゃってた・・・

玄「もしもし・・・」

廉「玄樹と俺は友達ちゃう」

やっぱり・・・廉は・・・

廉「親友やん・・・つか俺ら出会ってそんな経ってないけど・・・家族みたいなもんや！！」

玄「廉・・・信じていいの？」

廉「当たり前やん！！つかいい加減気づいてや！！」

玄「え・・・」

廉「顔上げてみ？？」

線路の反対側で笑ってる廉・・・