紹介 ページ15
某休日。
Aは、ころんに言われた通りに○○駅にやってきた。
とびきりのおしゃれしてきて欲しいと言われたが、今日は何の日だ？とAは甚だ疑問に感じていた。
駅をボーッと見つめながら、Aは物思いにふけっていた。
ーーここ、はじめてころちゃんと遊ぶ約束した日の待ち合わせ場所なんだよね。
今までは感じていなかったが、ころんと出会ってから、Aにとって○○駅は特別な場所になりつつある。
そして今日起こることも、きっと特別なことなんだろう。
「Aちゃーん！ごめん！お待たせ！」
しばらくして、ころんが駅の方から走ってきた。
急いで来たのか、かなり息を切らしている。
「大丈夫？全然待ってないから、一旦落ち着いて。ね？」
Aは優しい声で、ころんに言う。
と、突然ころんがAを抱きしめる。
「え、え？どうしたの？ころちゃん？？」
訳もわからず、Aは相手の肩を叩きながら呼びかける。
抱きしめられているせいで、体が密着し、相手の心臓の鼓動が正確に伝わる。
「今日、きっと僕にとっても、Aちゃんにとっても、特別で、忘れられない一日になると思う。でも、僕がいるから、何があっても大丈夫。信じて」
ころんはいつになく、真剣にAに伝えた。
「うん、大丈夫。私は、ころちゃんを信じてるよ」
Aは短く、そう答えると、ころんに笑顔を見せた。
ころんは、Aを離すと、手を握って、振り向く。
「それじゃあ、行こう！今日はすとぷりのみんなに、Aを紹介するんだ」
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ふゆちゃん - ゆきをさん» すごいよい話！更新待ってます！ (2020年9月26日 22時) (
レス) id: f0e4261de2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきを(プロフ) - 小さい惑星さん» ありがとうございます！！励みになります！！ (2020年9月6日 16時) (レス) id: 7a4c1d9b3e (このIDを非表示/違反報告)
小さい惑星 - すごくワクワクするお話ですね！応援してます〜 (2020年8月31日 15時) (レス) id: 17fc4ab8f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきを(プロフ) - みかささん» みさかさん ありがとうございます！励みになります。完結までもう少し (2020年8月28日 13時) (レス) id: 7a4c1d9b3e (このIDを非表示/違反報告)
みかさ(プロフ) - すごく面白いです！ (2020年7月24日 22時) (レス) id: d74848b20e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきを | 作成日時：2020年2月12日 11時
