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『おはよー』






臣くんの家で朝を迎えた私は一度家に帰ってから学校に向かったのだが、いつもと同じ時間に起きてしまったので1限目は間に合わなかった。



そのため2限目が行われる教室に先に入って時間になるのを待っていると、波瑠が眠たそうな顔で入ってきた。






波「おはよー。遅れてくるってどーゆう事?お客さんとホテルにでも行ってたの?」



『そんなわけないでしょ!』



波「ムキになったら逆に怪しいよ(笑)」



『別にムキになってない!』






と言いつつ、少しムキになってるんかもしれない。



お客さんではないが男の人と一緒だったのは事実で、おまけに一緒に寝たのだから完全否定はできないから焦るのも仕方ない。






波「もー、冗談だって(笑)でも楽しかった?」



『う、うん…。まぁね(笑)』



波「良いなー」






波瑠は鞄を机にドサッと置き、私まで揺れるほど勢い良く座った。






波「で、お店ではなにもらったの?」



『怒らない?笑』



波「怒らない!」







そう言っといていつも怒ってるくせに…と呟くと、波瑠は私の腕をブンブン振って教えてよーと駄々をこねた。






『分かったから(笑)んーとね、ルイ・ヴィトンの新作バッグと財布、ハリーウィンストンのネックレスと指輪にバラの花束100本』



波「………はあぁぁぁぁ!?」



『怒らないって言ったじゃん(笑)』



波「いやいや、去年との差がえげつないでしょ!ハリーウィンストン!?いくらするか知ってんの!?」



『まぁ大体…』



波「あんた金銭感覚鈍ってるーーー!」






気が狂ったように叫ぶ波瑠。



うるさいなーとでも言いたそうな周りの目が、波瑠だけでなく私にも向けられる。






波「………羨ましい」






叫び疲れたのか、波瑠は鞄にボフッと顔を埋めた。






波「…来年のウチの誕生日グッチのバッグ買って」



『はいはい、お金貯めとくね(笑)』



波「やったー!!!」






怒ったり喜んだり…、波瑠の喜怒哀楽の激しさにはついていけない(笑)



授業中ずっと羨ましいと呟いていた波瑠は、案の定先生に怒られてなぜか私に当たっていた。

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キャン(プロフ) - naoさん» お待たせしてすみません(ノД`)また明日更新しますので! (2015年3月1日 21時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - 待ってました>_<更新ありがとうございます>_< (2015年3月1日 20時) (レス) id: 2587847f15 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 登坂ゆずさん» 大好きなんて言っていただけて嬉しいです(*´▽`*)月曜日必ず更新します(汗)お待たせしてしまってすみませんm(_ _)m (2015年3月1日 10時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - ことさん» お待たせしてしまってすみませんm(_ _)m月曜日必ず更新します! (2015年3月1日 10時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
登坂ゆず(プロフ) - この作品大好きなんですけど最近更新なくてさみしいです( ; ; )待ってます! (2015年3月1日 0時) (レス) id: 2793cf6666 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キャン | 作成日時:2014年12月20日 17時

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