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臣「…どこ行くんだよ?」




臣くんの手を引いてズカズカと歩いている私に、彼はちょっと落ち着いたら?と言って苦笑いを浮かべた。

もちろん私は落ち着いている。ただ早くご飯が食べたいだけだ。




『もう今にも天に昇りそうなくらい空腹なんですよ』

臣「そんなんで死なないから(笑)なに食べに行くわけ?」


『……知りたい?なに食べるか知りたい?』




教えてほしい?とニヤニヤしながら臣くんを見る私。

そんな私に彼はきもいんだけど…と眉間にしわを寄せながら言い、やっぱりここでも私のボケというものは彼には伝わらないんだなぁと少し萎えた。


きっと健ちゃんなら、はよ言わんかい!と鋭くツッコんでくれただろう。




『……はい行きますよ』

臣「え、結局教えてくんないの?」


『すぐそこやから』




彼のせいで一気にテンションが下がった私は、彼の手を持つのをやめて少し離れて歩きだした。

どっちみち手を繋いで歩いているのが私と臣くんだという事がバレたら困るし、熱愛!なんて写真を撮られたらたまったもんじゃない。



















臣「……え、ここっすか…?」




着いたよーとお店の看板を指さす私に、なんでここ?と言って再び苦笑いを浮かべる臣くん。

私が彼を連れてきたのは珍しくもなんともない1皿108円の某回転ずしの店なのだが、彼はもっと高級なところに連れていってもらえるとでも思ったいたのか、回るすし屋かよ!と文句を言いだした。


ここが一番うまいんだよ。お前は舌が肥え過ぎなんじゃないか?




『ウチの奢りなんやから文句言うな』

臣「いや、奢ってくれんのは嬉しいけど…」

『なに、他の客にバレたら…っていう心配してる?』

臣「まぁ…」


『大丈夫やってー。テーブル席は1つ1つ区切られてるし、みんな流れてるお皿に夢中やから周りなんて見てない!』

臣「どっからそんな自信湧いてくんだよ…」




本当に大丈夫か?と不安そうな言葉をだらだら漏らしている彼を無視し、私は2人でーす!と言いながら店に入った。

この店舗が大好きな私を人目が気になるという理由で止めようとするなんて、そんな事は無謀だよ。

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美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオール担当です最高です (2019年7月9日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - Howckさん» 分かってるよ(笑)ごめん、伝わりにくいボケで…← (2014年12月25日 19時) (レス) id: 9eec0dec6d (このIDを非表示/違反報告)
Howck(プロフ) - キャンさん» 歌詞やで歌詞(笑)この支配からの卒業〜♪やで(笑) (2014年12月25日 18時) (携帯から) (レス) id: 652c803a1f (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - Howckさん» 支配されてんのか!?笑 (2014年12月25日 18時) (レス) id: e654d782e3 (このIDを非表示/違反報告)
Howck(プロフ) - キャンさん» 支配からの卒業やで(笑) (2014年12月25日 18時) (携帯から) (レス) id: 652c803a1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キャン | 作成日時:2014年11月29日 9時

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